中国でも上海や北京などは日本と同等の発展を遂げており、高層ビルや自動車の数、地下鉄の整備度合いなど、ハード面では日中に大きな差はなくなってきている。だが、日本を訪れる中国人旅行客は、日本と中国の違いを「非常に小さな点」に見出すのだという。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国でも上海や北京などは日本と同等の発展を遂げており、高層ビルや自動車の数、地下鉄の整備度合いなど、ハード面では日中に大きな差はなくなってきている。だが、日本を訪れる中国人旅行客は、日本と中国の違いを「非常に小さな点」に見出すのだという。
 
 中国メディアの時尚中国はこのほど、日本を旅行で訪れた中国人女性の手記を掲載し、日本は道路も中国より狭く、都市の発展ぶりは中国とほとんど差がないと伝える一方、「日本の発展ぶりは細部に体現されていた」と伝えている。
 
 記事は、「細部に体現されていた日本の発展ぶり」は日本に降り立った瞬間から感じたと伝え、到着したばかりの日本の空港でトイレに行ってみると、手洗いと乾燥を一体化させた洗面台があったと紹介し、「このような設計であれば清潔に使用することができ、配慮ある設計になっていた」と伝えた。
 
 また、トイレ内部には日本語のみならず、英語や中国語、韓国語で「清掃は行き届いていましたか?」、「トイレをきれいに使用していただいてありがとうございます」など、利用客にトイレを快適に使用してもらうための配慮もはっきりと見えたと紹介した。
 
 さらに、中国は深刻な大気汚染が社会問題となっているが、日本は「明らかに大気がきれいなのに、ホテルを始め、いたる場所に空気清浄機が設置されていたことに驚いた」と主張。「もはや清浄化する必要がないのに、それでもさらに空気をきれいにしようとするのは、細部へのこだわりである」と論じた。
 
 この中国人は7日間にわたって日本に滞在していたそうだが、「日本滞在中に最も感慨深かったのは、日本のハイテクなどではなく、日本人にとっての日常にある」と主張。窓に格子を設置するなど過度な防犯対策をせずとも暮らせる治安の良さ、水道の蛇口から直接水を飲むことができる利便性、面倒ではあってもゴミをしっかりと分別する環境への配慮など、「ハイテクを駆使した場面や光景はテレビや映画でいくらでも見ることができるが、日常生活において、細部まで徹底的にこだわる光景というのは日本でしか見られないものだ」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)