27日、韓国・イーデイリーは、韓国陸軍の国産小型武装ヘリコプターが2019年に初飛行をする計画だと伝えた。写真は南北境界付近。

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2017年6月27日、韓国・イーデイリーは、韓国陸軍の国産小型武装ヘリコプター(LAH)が2019年に初飛行をする計画だと伝えた。

防衛事業庁は27日、韓国航空宇宙産業(KAI)本社組立棟で、小型武装ヘリコプター試作1号機の組み立て開始のイベントを行った。小型武装ヘリは、陸軍の老朽化した攻撃ヘリ500MDとコブラ「AH−1S」置き換えのため15年6月にシステム開発に着手したもので、昨年8月に基本設計を完了、同11月には試作1号機の部品製作に着手するイベントを実施していた。現在は部品ごとに詳細設計が進められており、今年10月末の詳細設計検討会議(CDR)を経て、来年末に最終組み立て、19年の試験飛行を計画しているという。

国内外市場での販売目標は、軍事用・民間用合わせて1000機。これによる経済波及効果は23兆ウォン(約2兆2700億円)、雇用創出は年間11万人と予想されている。

防衛事業庁韓国型ヘリ事業団長(陸軍准将)は、「事業の効率的な管理のために慶尚南道(キョンサンナムド)泗川(サチョン)にスマートワークセンターを設置し運営中」とし、「これにより現場密着型の事業管理を行い、成功した事業となるよう積極的な努力と支援を惜しまない」と述べた。

韓国製のヘリコプターとしてはすでに「スリオン」(KUH−1)が韓国軍に配備・運用されているが、度重なる欠陥や故障により運用停止となる事態が相次いでいる。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「国産防衛機器開発、頑張れ」「高性能な武器を作ってくれ」「この調子で核開発まで行こう」「ステルス機能まで追加しよう」「時間がかかっても、韓国だけの技術を蓄積できるように頑張ってくれ」など、兵器の自主開発に好意的な意見が多く寄せられた。

その一方で、「『スリオン』みたいに時代遅れの武器じゃないの?」と、その性能を疑問視する意見もあった。

また、「自主国防は大歓迎だが、疑似保守勢力だった李明博(イ・ミョンバク)と朴槿恵(パク・クネ)が執権した9年間、政治家、企業、韓国軍の現役・OBの盗っ人どもが関わった防衛不正で国防予算の多くが無駄になり、不良軍事兵器と装備が韓国軍に納品されたことを考えたら、小型武装ヘリもちゃんとしたものが造られるのか疑問だ」と、度重なる防衛不正問題に関連したコメントもみられた。(翻訳・編集/三田)