ケニア・ナイロビで、同国の大統領との共同記者会見に臨む、タンザニアのジョン・マグフリ大統領(2016年10月31日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】タンザニアのジョン・マグフリ(John Magufuli)大統領が、妊娠した女子生徒は出産後に学業の継続を認められるべきではないと発言し、女性の権利擁護団体などが激しい抗議の声を上げている。

 同国の経済的な中心都市であるダルエスサラーム(Dar es Salaam)から100キロほど西に離れたチャリンゼ(Chalinze)を訪問中だったマグフリ大統領は22日、「生徒らが無料で学べるように私は金を出している。そして女子生徒が妊娠して子どもを産み、それから学校へ戻ってくる。私の指示下ではそうはさせない」と述べた。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch)が以前発表した報告によると、タンザニアの学校関係者らは妊娠した生徒を退学させるために妊娠検査を行っており、教育を受ける権利を奪っているという。

 批判に対してマグフリ大統領は、もしタンザニアが人権団体に耳を傾けるならば、「クラスの全生徒が赤ちゃんをもつことになり得る」と反論。

「そのような事態になったら、何が起こるだろうか?教師が授業を行っているのに、生徒は赤ちゃんの面倒を見るために下校するのか?私の指示下ではそんなまねはさせない」「もし本当にNGO団体がそのような生徒を愛しているのなら、母親たちのための特別な学校を開くべきだ」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News