映画ではチャラさは封印 - 藤森慎吾

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 オリエンタルラジオの藤森慎吾が27日、都内で行われたディズニー/ピクサー映画『カーズ/クロスロード』の新車発表会見で、日本語吹き替え版で声を務めたキャラクターのストームとオリラジの境遇を重ね、「すい星のごとく現れたところが似ている」と告白。その一方で、自分たちのコンビ活動について「復活と大クラッシュの繰り返しでなかなか苦しい」と本音をのぞかせた。

 この日のイベントには、来日したブライアン・フィー監督、アンドレア・ウォーレンプロデューサー、松岡茉優も登場。藤森は、松岡も「女優さんかと思った」と驚くほどの美貌のアンドレアプロデューサーに臆することなく「おー、アメージング! かわぅいーね〜!」とチャラ男キャラ全開。

 さらにブライアン監督から「(印象は)とてもチャラい」と言われると、藤森は「わかるんですね。チャラいという表現が」と驚きながらも「サンキュー」とすんなり受け止めて笑顔。しかし、主人公マックィーンの脅威となる次世代レーサーのストームの声を演じるにあたり、「監督にできるだけチャラさを抑えてくれと言われた」ことを明かすと、「本編ではチャラさゼロです。安心してください」と真面目に呼び掛けた。

 映画では、藤森が吹き替えているストームは、天才レーサーのマックィーンと激しいレースを繰り広げ、マックィーンに“大クラッシュ”という人生の決断を迫るきっかけを与えることになるが、ストームと自身の共通点を尋ねられた藤森は「ストームとオリラジはどちらもすい星のごとく現れたところが似ている。ストームくらいの衝撃で、当時の芸能界に最速で現れた若手芸人」と回顧。「(ストームの)格好つけたい、つっぱりたい気持ちはわかるし、実はそこに持っている弱さもわかる感じがしました」と役に寄り添った思いを吐露する。

 とはいえ、大きな相違点は「その後、(オリラジが)大クラッシュしたこと」だそう。「復活と大クラッシュの繰り返しでなかなか苦しいですけど、この役をやれたということは今が良い調子なのかなと思います」と胸中を述べていた。

 そんな藤森の声について、マックィーンの再起をかけた挑戦をサポートする相棒ラミレス役を担当した松岡は、「(自分の声を)録っているときはストーム役がどなたなのか知らなくて、超かっこいい声だから人気若手イケメン声優さんだろうなと思っていたら藤森さんで……」とカンチガイしていたことを報告。藤森から「ごめんね。中年コメディアンで」と謝られると、「こんなにかっこよくて、クールでキザなお芝居ができるんだ! とあらためて尊敬しました」と伝え、藤森を喜ばせていた。(取材/錦怜那)

映画『カーズ/クロスロード』は7月15日より全国公開