日清食品は26日、今こそ食べて欲しい商品として、過去に売れずに自滅した「日清の黒歴史トリオ」を復活させると発表した。7月3日から全国で新発売するのは、「カップヌードル サマーヌードル」「日清のどん兵衛 だし天茶うどん」「日清焼きそば熱帯U.F.O」の3品。黒歴史とは、「無かったことにしたい闇の歴史」を意味する。26日からは、自虐的特設サイトも公開している。

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 日清食品では、発売当時は時代を先取りしたとして売れなかった商品を「黒歴史」としているが、ブームが到来した今こそは売れると確信したとし、今回、3品を再度発売することにしたという。パッケージは、以前のまま。売れなかった理由が、黒白で自虐的に書かれ、購買意欲をそそる。商品は、以下3品。

 「カップヌードル サマーヌード」。1995年発売。レモングラスがレモン味と誤解され自滅。エスニックブームの今、レモングラスの爽やかな香りの酸味と辛みの効かせたトムヤンクン風スープのカップヌードル。

 「日清のどん兵衛 だし天茶うどん」。2002年発売。天ぷら、お茶漬けを組み合わせたが理解されず自滅。だしブームで、かつおだしをベースに、ほうじ茶とわさび風味のうどん。

 「日清焼きそば熱帯U.F.O」。2002年発売。味が想像外で、敬遠され自滅。タイ料理ブームの到来で、パッと炒める、タイの焼きそば、パッタイ風甘辛ソース焼きそばとしている。

 同社はまた、"ワンランク上のこだわり"とする「日清ラ王 PREMIUM 台湾まぜそば」を7月10日に発売することも発表している。

 日清食品は、1958年8月、インスタントラーメン「チキンラーメン」を世界で初めて発売。創業者は、安藤百福。1971年9月には、手軽に食べられる世界初のカップめん「カップヌードル」を発売し、多くの若者の支持を得た。今や世界80カ国以上で、400億を販売。2015年時点で、海外の販売シェアは7割という。

 同社のブランドには、他にも、日清ラ王、日清焼きそば、出前一丁、日清太麺焼きそばなどがある。