進み続けるすべての人へ (C)2016 Chic Films - La Petite Reine Production - M6 Films - Wild Bunch

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 英語リメイクが決定したフランスのヒットコメディ「真夜中のパリでヒャッハー!」を手がけた、ニコラ・ブナム監督の最新作「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」の特別映像が公開された。劇中に登場し、家族を恐怖にたたき落す車“メデューサ”のCM風映像となる。

 「アーティスト」のプロデューサーを務めたトマ・ラングマンが製作を務め、「グランド・イリュージョン」で知られるジョゼ・ガルシアや「美女と野獣(2014)」のアンドレ・デュソリエが出演したコメディ。整形外科医の父トム(ガルシア)、妊娠中の母ジュリア(カロリーヌ・ビニョ)と2人の子どもたち、祖父は最新人工知能を搭載した新車メデューサでバカンスに出かけることに。だが、出発早々にブレーキが故障してしまい、車は時速160キロで暴走する。

 CMは「進み続けるすべての人へ」というシニカルなナレーションから始まる。「最新テクノロジー、“オートドライブ機能”はアクセルを踏むたびに設定速度が上がり、決して下がることがない特別仕様」「走行中、ブレーキが取れることにより停車を拒むアグレッシブスタイル」「ワイパーも取れることで軽量化を実現した省エネ設計」「狭い道やカーブで走りのレスポンスがダイレクトに伝わる喜び」など、もったいぶって語っているものの、実際は完全な欠陥商品。映像中では、家族が悲鳴を上げてハイウェイを爆走する姿が切り取られ、見る者の購買欲を一気に下げるという遊び心たっぷりの内容だ。最後は「詳しくは、お近くの映画館へ」という粋な文句で幕を閉じる。

 「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」は、7月22日から全国順次公開。