鳥越俊太郎さん

写真拡大

2017年8月21日〜23日の3日間、元宮崎県知事の東国原英夫さん(59)らを講師に招いた政治塾「SIMCITY BUILDIT School of Politics」が開講する。都市開発シミュレーションゲーム「SIMCITY BUILDIT(シムシティ ビルドイット)」(iOS/Android)を教材に用い、街づくりを通じて政治を学ぶ。

6月26日には都内で「開講式」が行われ、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん(77)と、現役女子大生で実業家の椎木里佳さん(19)が登壇。異なるバックグラウンドを持つ2人の熱い「政治観」が交わされた。

「地方自治」「18歳選挙権」を議論

シムシティは、プレイヤーが「市長」となり、産業やインフラを整備しながら街を発展させていく街づくりゲームだ。

今回のイベント「SIMCITY BUILDIT School of Politics」では、

「ムズカシイことを、シンプルに。ゲーム感覚で。でも、真剣に」

をコンセプトに、「SIMCITY BUILDIT(シムシティ ビルドイット)」で遊びながら、政治を学んでいく。

受講生は7月31日まで募集中。詳細は公式サイトから。

「開講式」では、鳥越さんを講師役にむかえスペシャル授業が行われた。、椎木さんは生徒役として、「地方自治」「18歳選挙権」などについての講義が行われた。

「地方自治」は一番身近な課題と話す鳥越さん。限界集落や介護、待機児童など、地方の具体的な問題を提起しながら解説した。

生まれも育ちも東京の椎木さんは、「地方自治って遠いものとして感じている」と話すも、鳥越さんは

「東京の中でも地方自治はある。待機児童一つ取っても東京都では何もできない。実際に保育園を作ったり運営するのは区だったり市町村だったりする」

と説明した。

選挙も「地方自治」の一つ

鳥越さんは、18歳選挙権をめぐっても、「(7月2日に控える)都議選も地方自治の形を決めるための選挙」だとし、若者の投票は「とても重要だ」と説く。

一方で、若年層の投票率の低さを指摘。

「今の政治家はあんまり考えていない。将来のことまで。自分たちの目の前のことで一生懸命だから」

と持論を述べた上で、

「だから若い人たちが社会に入って、若者の将来のためにこうすべきだと言わないといけない。でも言っていない。若い人は政治参加していないから」

と警鐘を鳴らし、「ぜひ、権利を行使して政治に参加することの喜びを味わって欲しい」と若者へ「一票」を呼びかけた。