カナダ・オンタリオ州ウッドストックの裁判所を後にするエリザベス・ウェットローファー容疑者(当時、2016年10月25日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】カナダ東部オンタリオ(Ontario)州の裁判所は26日、老人介護施設の入所者8人を殺害した罪に問われていた元看護師のエリザベス・ウェットローファー(Elizabeth Wettlaufer)被告(50)に対し、最低25年間仮釈放なしの終身刑を言い渡した。同被告は禁錮200年の刑に処される可能性があった。

 この日の公判に出廷したウェットローファー被告は、2007〜2014年に老人介護施設2か所でインスリンを投与し、75〜96歳の入所者の男女を殺害したことを認めた。夜勤が多かったという同被告はまた、別の施設での犯罪を含む、殺人未遂罪4件、暴行を働いた罪2件も認めた。

 トロントの南、ウッドストック(Woodstock)にある高等裁判所のブルース・トーマス(Bruce Thomas)判事は、自身の仕事と人生について極度の怒りを感じていたという被告について、「慈愛の天使ではなく、(犠牲者を)横切る死の影だ」と非難した。

 今回の事件を契機に、カナダでは老人介護施設への監督および、医療従事者の投薬を監視を強化するよう求める声が上がっていた。
【翻訳編集】AFPBB News