提供:週刊実話

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 突然に死去した野際陽子も草葉の陰で泣いていることだろう。
 千葉真一(78)の(再婚相手との)長男で俳優の真剣佑(20)は所属事務所を移籍し、新田真剣佑(あらたまっけんゆう)と改名したばかり。そんな長男に対して千葉は、「もう20歳なので親離れしてくれないと。頼られるのは金ばかり。お小遣いちょうだいなんてふざけている」と親としてもっともなことを言っている。

 しかし、映画関係者は「実は話が逆なんです」と、こう続ける。
 「真剣佑の金をアテにしているのは千葉の方。何しろ莫大な借金を抱えていますからね。真剣佑が父親離れをしたいから事務所を移籍して改名までしたんです」(映画関係者)

 千葉と親しいマスコミ関係者もこう言う。
 「真剣佑が住んでいる部屋には、以前、千葉が住んでいたのですが、債権者がよく訪れていた。そのたびに千葉は居留守を使って逃げまわっていたんです。ところが、資産家の女性が千葉の面倒をみるようになり、千葉は女性とマンションを行き来するようになった。その後、千葉がいなくなった部屋に芸能界デビューした真剣佑が1人で住むようになったんですよ」

 2年前には、債権者から借金返済訴訟も起こされていたことが明らかになっている千葉。しかし、真剣佑が1人で住むようになってからは、債権者の姿は目撃されなくなったという。すると、またも千葉の姿が頻繁にマンションで目撃されるようになった。
 「真剣佑が所属していたAは業務提携の窓口だけで、実際は千葉がマネジメントをしていた。真剣佑という金になる木を掴んだ千葉は、債権者に“息子がいるから大丈夫”と安心させたんです。だから押しかけられることもなくなったんです」(前出・マスコミ関係者)

 そんなことから親子の関係は悪化。真剣佑が距離を置くことで、マンションから千葉の姿が見られなくなったようなのだ。
 なんとも情けない話ではないか。世界のハリウッドスター・千葉真一はどこにいったのだ。元妻・野際陽子も草葉の陰でそう思っているに違いない。