26日、英紙フィナンシャル・タイムズによると、トランプ米大統領は、エネルギー政策を大幅に見直している。天然ガスを貿易戦略的に重要と位置付け、中国を含むアジアへ輸出することで、米国の貿易赤字を減らし、雇用機会を創出したい考えだ。資料写真。

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2017年6月26日、英紙フィナンシャル・タイムズによると、トランプ米大統領は、エネルギー政策を大幅に見直している。天然ガスを貿易戦略的に重要と位置付け、中国を含むアジアへ輸出することで、米国の貿易赤字を減らし、雇用機会を創出したい考えだ。液化天然ガスをロシアなど特定地域への戦略的手段にのみ使ったオバマ前政権と異なる方針だ。参考消息網が伝えた。

米国の方針は、中国との協議の中で明らかに変わっていったという。米国企業と中国への天然ガス輸出で合意し、中国が望む明確な保証を提示する。トランプ政権は、天然ガス輸出拡大を突破口に、中国との貿易赤字解消を狙う。米政権はここ数週間、中国で「買い手」を探していると強調していた。

しかし、米国で唯一液化天然ガス輸出を手がける企業の幹部は「米国のエネルギー輸出政策が、政権が変わるごとに二転三転している。潜在的な中国の買い手は不安に感じているだろう」と懸念している。

米ホワイトハウス関係者の1人は「中国は米大統領が保証するエネルギー輸出政策を望んでいる。われわれは国内需給を満たすだけでなく、世界的な供給に影響を与えるような政策を打ち出せる」と自信を示している。(翻訳・編集/大宮)