Image: Volker Rahn / YouTube

祝福の言葉も自動化に…?

ラップを歌ってくれる「Pepper(ペッパー)」君や、空手ポーズをきめてくれる「Atlas(アトラス)」君など、世には摩訶不思議なロボットがどしどし登場してきています。便利とか、便利じゃないとか、関係ないんです! キモチが大事!

そんなことを思わせてくれる新たな仲間がロボット界に加わりました。登場してもらいましょう。「BlessU-2」君です。


Video: Volker Rahn / YouTube


なんとも「メカメカしい」出で立ちのこのロボットは、宗教改革500年記念を祝うWittenberg(ドイツ)という町の協会イベントの展示物だそうです。「見た目がなんだかATMに両手と頭を取り付けただけのような…」ということは考えなかったことにしましょう。

このロボット、まるで牧師のように祝福の言葉をあげてくれます。利用者が言語と声色(男女)を選択すると、この牧師ロボットがグイーンと腕をあげて話し始めます。ちなみに両手が神々しく光る特典付き。


Video: Volker Rahn / YouTube
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展示が開始された最初の週には、訪問者に合計600回もの祝福を読み上げたそうです。ただ回数が集中して連続すると熱くなってオーバーヒートしてしまうため、忙しいときはファンで冷却することが必要だそう…。頑張り屋さんです。

制作者はロボットデザイナー兼デベロッパーのAlexander Wiedekind-Kleinさん。協会のサイト情報によると、今回の実験は人々に「祝福」という行為の神学的な理解を深めてもらいたかったのと、宗教と人工知能の融合を試みたかったのだそうです。

人工知能の進歩がますます進む今日、こうした試みを通して協会の未来というものを少しでも多くの人に考えてもらうことが目的です。実際にもこのビジュアルもあってか、たくさんの人が興味をもって見学に来てくれているそうですよ。

もちろん協会のサイトでは牧師をロボットに置き換えるつもりはないと明記しているため、あくまで実験的な試みのようですが、確かにこれはいろいろな意味で考えさせられます…。

あと、BlessU-2くんがオーバーヒートしないことを陰ながら祈っております。

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Source: Spring Wise, Licht Kirche, YouTube 1, 2
(Doga)