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様々な作品を多くの人に見てもらうためにある街中のギャラリー。作品にとって舞台とも言える美しい空間を作り出してくれる、個性的で素敵なギャラリーを紹介する。

自由なスタンスで写真と向き合う自主運営ギャラリー

新宿二丁目の雑居ビル4階にある、自主運営ギャラリー「photographers' gallery」。白い静謐な空間の中に作家の意思を感じる作品が並ぶ。

photographers' galleryは、東京造形大学で写真を教えていた北島敬三、東京ビジュアルアーツで写真を教えていた元田敬三、そして彼らの生徒たちが、写真制作を行なうため、2001年に設立された。

現在のメンバーは13名。北島氏と笹岡啓子氏を中心に、若手の写真作家が意欲的に作品を発表している。しかし、メンバー全員が集まることは少なく、主な連絡関係はメールだという。

「メンバーは選考基準があるわけではなく、現行メンバーの紹介などで決まることが多いです。作品発表も、回数が決まっているわけではなく、自分のやりたい時期に立候補して、反対がなければ決まっていきます」(広報担当:角田奈々氏)。

しかし、現代にありがちな希薄な人間関係ではない。各メンバーに役割が与えられ、互いにフォローし合いながらギャラリーを運営している。そして「メンバーに恥ずかしくないような作品を発表したいと常に思っています」と角田氏が語るように、良きライバルとして高め合っているのだ。

ギャラリーだけでなく、写真集の発行も「KULA」名義で行なっている。写真展、写真集と、自分に合った発表方法で自由に写真と向き合うことができるのが、このギャラリーの魅力となっている。

特長・利用方法

ギャラリーの特長:若手の写真作家が集まり、作品を発表する自主運営ギャラリー
展示作品のジャンル:写真によるアート作品
スペース:天井高=2428mm 展示壁面積=43.748m²
(併設のミニギャラリーKULA PHOTO GALLERYは天井高=2300mm 展示壁面積=26.140m²)
料金:メンバーの写真展は運営費から負担
会期:写真展を行なうメンバーが自ら決定
持ち込み:受付無(新規メンバーは基本紹介にて決定)
プリント販売:
DM・リリース配信:
客層:10代〜20代の若い層を中心に中高年まで

photographers' gallery
住所:新宿区新宿2-16-11-401
最寄り駅:都営新宿線新宿三丁目駅より徒歩5分
TEL:03-5368-2631
開廊時間:12:00〜20:00
休廊日:会期中無休
URL: pg-web.net/


※この記事はコマーシャル・フォト2017年1月号から転載しています。