当事者には切実…! 離婚したい妻の「人には言えない本音」5つ

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いまや結婚した夫婦の約3組に1組が離婚に至ってしまう時代…などと言われていますが、表面上は夫婦の体裁を保っていても内心では「離婚したい」と考えている妻だっています。

本気で「離婚」を考えたなら、知っておくべき3つの選択肢とステップ

今回は、密かに「今の夫とは離婚したい」と考えている妻たちの切実な理由を実例で5つご紹介します。

1・周りの夫より給料が低いから

「ウチの夫は、会社でイヤなことがあるとスグに転職してしまう。どんな仕事だって、イヤなことぐらいはあると説得しても全く聞き入れてくれない。

“今回は続くかな”と思っていると、ある日突然に会社を辞めてくるので、家計も安定しません。

同級生たちの家庭と比較して給料も低いし、家計を安定させるために私が仕事に出ているけれど、こんな生活は不安です。だから、離婚してひとりで生きていくほうが精神的に安定する気がする」

と語るのは、34歳のパート主婦Aさん。周りの家庭と比べて家計が安定しないので、生活水準が目に見えて低いのが悩みなのだそうです。

「彼にはもう少し向上心を持ってほしいけれど、難しいかなと思っているので私から離婚を切り出すのも時間の問題です」とのこと。

2・お酒や趣味ばかりで家にいないから

「夫とは、子どもがもう少し大きくなったタイミングで離婚しようと思っている」と話してくれたAさんですが、これ、専業主婦のCさんも同じことを言っていました。

「家に向き合ってくれないから、結婚している意義を感じられない」とAさん。

「まだ子どもがいないのに、いったいいつ子作りするのって感じだし、“そのうち”なんて言われても私もう36歳だけに焦っているから、つくる気がないなら早く離婚してもらって次に行きたい」とはCさん。

そして、「飲み代や趣味にかけるお金を、もう少し家庭に入れてほしい」と言う要望は、2人に共通していました。Aさんの夫は、転職魔だけに家計も安定しないのに悲惨です。

「亭主元気で留守がいい」なんて言われますが、あまりに遊び呆けている亭主がいると、結婚した意味が見出せなくなるのも妻のホンネですね。

3・子育てに非協力的で相談にも乗ってくれないから

「子育ては、夫婦で力を合わせてしていくものなはず。なのに、ウチの夫は“君に任せるよ”が口グセ。少し前に“イクメン”も流行っていましたが、我が家からすれば夢のような話です。

それなのに、子どものことで問題が起きると私を叱るし、文句しか言わない。我慢の限界を感じているので、離婚も視野に入れているんです」

Aさんは、現在パート主婦ですが離婚を視野に入れ再就職を狙っているとのこと。

話を聞いていると、子育てに非協力的な上にややモラハラな気質も加わって、不幸なことに夫の存在が強いストレス源になってしまっているようでした。

4・姑が過剰に息子夫婦に介入してくるから

「姑が、私の着る洋服から作る料理、化粧、友達関係、お風呂に入る時間に至るまで朝から晩まで口を出してきますが、夫は“お袋の言う通りにしろよ”と言うばかりで味方になってくれません。

姑の過剰介入は結婚直後からで、私はそろそろ我慢の限界だし、何よりもいつも姑の肩を持つ夫に不信感を抱いています。同居なのに夫が間に入ってくれないせいで、姑とのミゾは深まるばかり。

独身時代からの貯金があるので、そろそろ家を飛び出そうかとマジメに考えているところです」

Cさんは、新婚当初からお姑さんとの同居を承諾。高齢の義母を尊重しての判断だったそうですが、「こんな結婚生活なら、独身でいたほうがよかった」と後悔しているそうです。

5・セックスレスなのに夫が風俗に行っているから

最後にご紹介するのは、夫婦はセックスレスなのに夫の風俗通いに悩んでいる36歳のEさんです。

「夫の財布から、いつも風俗嬢の名刺が出てきます。見つけると捨てるんですが、見るたびに入っていてウンザリします。

せめて、妻にバレないように隠してくれればいいのに、見るたびに不快です。子作りも考えているので夫と関係を持ちたいのですが、彼からも誘ってこないですし、私としても夫を気持ち悪いと思ってしまって誘う気になりません。

このままじゃ不幸な未来しか描けないので、離婚したほうがいいのかなって毎日頭をよぎっています」

夜の生活にまつわるお悩みは、夫婦にとって深刻。すでにセックスレス5年目だそうで、子どもができる望みも低そうなために何度か夫には離婚の話もしたそうです。

「生活不安があって踏ん切りをつけられなかったけれど、そろそろ本気で別れようと思っているんですよね…」とのことでした。

今回は、今の夫との離婚を考えている妻たちの切実な声をご紹介しました。

離婚は人生の一大事ですし、簡単に決められることではありません。しかし、いろいろな理由が重なったり夫が家庭に向き合わないタイプだったりすると、真剣に離婚を考えてしまってもムリはないのではないでしょうか。