iPhone8が登場する前から、2018年に登場予定であるiPhone9向けのパーツ受注に向けて、すでにサプライヤーは動き出しているようです。LG Innotekがフレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Print Circuit Board)の本格的な生産に乗り出し、iPhone9の主要サプライヤーを目指していることが分かりました。

OLEDディスプレイには不可欠のFPC

FPCは、その名の通り柔軟性を持つことから、有機EL(OLED)の曲面ディスプレイを搭載したスマートフォンに必須と言われています。そのため2015年のGalaxy S6 EdgeにOLEDを採用したのを皮切りに、FPC市場にはSamsungが大きく関係しています。また2018年のiPhone9を始めとする将来的なiPhone向けFPCについては、同じグループ企業のSamsung Electro-Mechanicsのほか、Interflex、BHの計3社が、サプライヤーとしてAppleと契約を結んだと言われています。
 
ここに加わろうとしているのが、上記3社と同じく韓国メーカーであるLG Innotekです。Korea Ecomic Dailyによれば、同社は2017年後半に施設の稼働を開始、2018年のどこかでFPCの大量生産を開始するそうです。ただし、現時点でどのくらいの規模になるのかは分かっていません。

LG Innotekの参入はAppleにもメリット

すでにLG Innotekは、iPhone8でも3D顔認証が可能なデュアルカメラの主要サプライヤーですが、ディスプレイ開発に勤しむFoxconnのように、別の分野でも存在感を強めていきたいということでしょう。
 
Appleにとっても、サプライヤー同士を競合させるのはコストカットに繋がるため、願ったり叶ったりだと考えられます。
 
 
Source:AppleInsider
(kihachi)