スペインのエル・ムンド紙は21日、オンラインで世界中に商品を売り込もうとするならば、中国市場に参入するのを忘れてはならないと伝えた。

写真拡大

2017年6月25日、参考消息網によると、スペインのエル・ムンド紙は21日、オンラインで世界中に商品を売り込もうとするならば、中国市場に参入するのを忘れてはならないと伝えた。

人口13億人を数える中国の電子商取引(EC)市場は4億人を超える消費者を抱え、2015年には5000億ドル(約55兆6500億円)を上回る売り上げを記録している。14年は4260億ドル(約47兆4100億円)で世界一の市場となり、2位の米国は3050億ドル(約33兆9500億円)だった。成長ペースも米国を上回っている。

中国ECは国内のみならず、クロスボーダーECでも先端的な存在となっている。最大手・アリババとその傘下サービスはグローバル市場向けプラットホームとして「全球速売通(アリエクスプレス)」を構築し、中国を世界の物流センターにしている。

アリババ傘下の天猫(Tモール)B2Cは、中国ではアマゾンも含め他を圧倒し、国内シェアは60%を超える。ユーザー数は3億人を超え、取り扱うブランド数は10万を超える。重視しているのは出店企業の質。2年前にはグローバル市場向けのプラットホームも開設した。

中国ネットユーザーの20%が少なくとも年1回はネットを通して海外サイトでの買い物をしており、20年には50%に達するとされる。これまで中国は参入が難しいことで知られていたが、eコマースによって状況が変わっている。天猫のビジネスモデルを理解すれば、中国市場の特徴がつかめるだろう。(翻訳・編集/岡田)