線路沿いなので走っている電車もみれちゃうgood sleep baker

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これから夏本番! ビールが美味しい季節到来です。

“ピール×パン”のペアリング!料理&お店写真をすべて見る【フォトギャラリー】

ビールとパンは麦つながり、発酵つながりで実は非常に相性の良いペアリング。

歴史は古く、さかのぼれば古代。ワインや清酒造りにも最初から用いられてきたという酵母・サッカロマイセス・セレヴィシエがビールの醗酵役にも選ばれ、そのときから19世紀後半までビール製造で廃棄物となる澱をもらうのが、パン種酵母のもっぱらの入手経路だったといわれています。

今回はパン屋さんの中でもビールにこだわりをもったお店を3店舗ご紹介! お店の方にオススメのベストペアリングもお聞きしてきました。

ル・パン・コティディアン 東京ミッドタウン店

「ル・パン・コティディアン」? 芝公園や初台にあるル・パン・コティディアンだよね? 行ったことあるし、アルコールはあったかもしれないけれど、ワインに合うパンの組み合わせなんじゃないと思ったアナタ! いや、もちろんそのペアも美味しいけれど、東京ミッドタウン店は違うんです。

2017年6月1日にオープンしたこちらのお店、国内では3店舗目になり、お肉料理にも力を入れているお店。

ランチのメニューに「本日のグリルランチ」があり、本日のグリル(日によって違うらしいです)、ローストポテト、季節の野菜、スープ、バゲットとかなり盛りだくさんな上に1,890円というのだから、これは食べてみなくては!な内容。

しかし、一番人気! ベストペアリングはこちら! 『グリルチキン&グリエールチーズタルティーヌ』。

店内でも販売しているウィートパンをタルティーヌとして食べやすいようにあえて1日置いたものの上に、グリルチキン、グリエールチーズ、マッシュルーム、ローストパプリカ、ルッコラ、ハーブマヨネーズがこれでもかっ!というくらい乗っています。

他のタルティーヌと違い、軽くトーストされているのでクラストのさっくり感が食欲をさらにそそり、チキンもトッピングされているので食べごたえバッチリ!

さらに、ベースにバターを塗っているのでさっぱりしたビールとの相性が抜群! ビールは生ビール以外はベルギービールが3種類ありますが、こちらのタルティーヌに合わせるのなら、さっぱりしたのど越しの「ヴェデット エクストラホワイト」がオススメ!

ミッドタウンという場所柄、外国の方も多くテラス席もあるので開放的な雰囲気にビールもすすみます(笑)

●ル・パン・コティディアンのベストペアリングは、「グリルチキン&グリエールチーズタルティーヌ」×「ヴェデットエクストラホワイト」

ル・パン・コティディアン 東京ミッドタウン店
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン・ウエスト プラザ1階
電話番号:03-6804-5879
営業時間:7:30〜23:00(L.O. 22:00)
定休日:不定休

mokichi baker&sweets

次に紹介するのは茅ケ崎にある「mokichi baker&sweets」。

熊澤酒造なる酒蔵の中にあるいっぷう変わったパン屋さん。店舗は茅ケ崎と香川にあるのだけれど、せっかくなら香川店に行って欲しい。

茅ケ崎駅から相模線に乗り、2つめの香川駅から徒歩7分程度のところにある熊澤酒造。そこはもう妖精でも住んでいるのではないかと思うくらい素敵な緑の空間。

酒蔵自体は1827年と歴史も深く、地ビールはもちろん、日本酒も作っています。

酒蔵として地元の方はもちろん、多くの酒好きに愛されてきた熊澤酒造が、「mokichi baker&sweets」をオープンしたのが2000年。ビールの製造工程でロス分として出てる、栄養価の豊富なビール酵母を活かせないかとの思いでオープンしたのだそう。

あれっ? ビールの製造工程で出るものを利用したパン作りって、どこかで聞いたような。そう、冒頭でもお話した古代から19世紀頃まで作られていた製法と同じなんですよね。

私、こちらのお店には今回の取材の前に一度、6年くらい前にも訪問したことがあるのですが、その頃とは店構えも変わっておりました。どうやら2015年にリニューアルオープンしたらしく、いまは大正時代の酒の道具を収納していた土蔵倉をリノベーション。初めて来たら、まさか、倉のなかにパン屋さんがあるとは思いませんよね!

食パンやバゲットなど食事にあわせやすいパンはもちろん、小ぶりな惣菜パン、菓子パン系も充実。生地はふんわり柔らかいというよりハードベースなものが多いです。

空腹で伺ったこともあり、焼きたてのチーズパンの香りに思わず手をのばしそうになりましたが、今回の目的はベストなパンとビールの組み合わせを探すということでぐっと我慢。お店の方に一番人気のパンとベストペアリングをお聞きしました。

それが「パン・ア・ラ・ビエール」。なんと、水の代わりに湘南ビールを使用しているのだそう! ちなみにビールを使用しているのはこのパンだけ。

こちらのパンに使用するビールは日によって違うそうですが、「シュバルツ」を使うことが多いとのこと。シュバルツは年度のワールドビアカップで金賞を受賞した黒ビール。ドイツ語で「黒」を意味するバイエルン地方発祥の下面発酵ビールなのだそう。

クラストさっくり、クラムはしっとり、もっちり口どけよく、シンプルな味わいながらも心地よい苦味さえ感じるパン・ア・ラ・ビエールに、ビールの苦味もそれほどキツクなく香ばしささえ感じるシュバルツはベストマッチ。

●mokichi baker&sweetsのベストペアリングは、「パン・ア・ラ・ビエール」×「シュバルツ」

mokichi baker&sweets
住所:神奈川県茅ヶ崎市香川7-10-7
電話番号:0467-52-6144
営業時間:10:00〜17:30
定休日:第三火曜日(8・12月無休)

good sleep baker

最後に紹介するのは、世田谷線の松蔭神社前にある「good sleep baker」。

実はこちらのお店、他のパン屋さんとは少し趣きが違いまして、なんと!オープンが17時から(日曜日は15時から)なんです。

パン屋さんというと朝早くから焼きたてのいい香りがぷぅ〜んと鼻をくすぐる、そんなイメージの方が多いと思うのですが、オーナーシェフの小林さん曰く「夜でも焼きたてのパンが食べたい」そんな声を聞き、それならビールに合う大人のパンというコンセプトで作ってしまおう!と2016年6月、お店が入っている松陰PLATスタートのタイミングと同時にオープンしたのだそう。

ビールは国産のクラフトビールにこだわり、随時種類も変わるのでその日の気分によって飲むことができちゃう。また、グラスも大と小があるので軽く一杯飲みたいときも気軽に立ち寄れる雰囲気。

パンの種類も常時あるものから季節によって作るものと、行くたびに新しい組み合わせを楽しむことができそうです。

その中でも一番人気なのが「パクチーベーコン」。フランスパン専用粉で作るパンは、クラストさっくり、クラムもっちり、歯切れ良い食感。

パクチーはそれほど入っていないように見えますが、口の中に含むと存在感バッチリ! ベーコンの旨みといい具合に調和されます。

ビールは随時変わるのでベストはこれ!とは断言しにくいのですが、この日のベストということで飲んだのが、「はとぽっぽエール」。名前が可愛いでしょ。まず一口飲んで感じるのがはと麦の香ばしさ。のど越しが良いのはもちろんだけれど、それだけじゃない。飲み終わった後も口の中に麦を感じるビール。

お店に行った日に、はとぽっぽエールがあったら是非ともパクチーベーコンと合わせて欲しいですが、ない場合は店主の小林さんに聞いてもらえば、好みのタイプなどからベストなビールをオススメしてくれるそうです。

●good sleep bakerのベストペアリングは、「パクチーベーコン」×「はとぽっぽエール」

good sleep baker
住所:東京都世田谷区4-13-20 松蔭PLAT
電話番号:050-7128-3201
営業時間:[月〜火・木〜土] 17:00〜翌1:00 [日] 15:00〜23:00
定休日:水曜日

以上、パン屋さんの中でもビールにこだわりをもったお店3店舗をご紹介させて頂きました。是非ともこの夏はパンとビールの組み合わせを楽しんでくださいね。