スーツやネクタイが完璧でも、靴や傘といった細部をおざなりにすると、重厚感のあるビジネスマンイメージからは遠のきます(写真はイメージです)

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スーツやネクタイにこだわるビジネスマンは少なくありませんが、靴や傘といった細部への目配りはできているでしょうか?目立たないと思ったら大間違い。こうした細部こそ、あなたの印象を決定づける重要な役割を担っているのです。(ファッションスタイリストジャパン代表取締役 西岡慎也)

靴の手入れ次第で
生活習慣もバレる!?

「神は細部に宿る」。ドイツの建築家ミース・ファンデル・ローエの言葉です(誰が最初にこの言葉を用いたのかは諸説ありますが)。「優れた芸術作品や仕事というものは、細部まできちんと仕上げてあり、その細部までのこだわったディテールこそが、作品や仕事の本質、仕上がりを左右する」という意味です。

 あなたは普段、靴を選ぶときに、どのように選んでいますか?靴は、その人の生活習慣レベル、考え方を最も表すと言われています。スーツが信用、信頼のイメージを構築するアイテムであるのに対して、靴は、行動力や自己管理が行き届いていることを相手に印象付ける重要なツールと言えます。

 靴の文化圏であった欧米では、日本のように靴を脱ぐ習慣がないため、「靴は身体の大切な一部」と考えられています。だからこそ、靴を通して相手に伝わる要素の比重が高いのです。

 スーツや靴に対して無頓着な人は、衣食住をより良くすることにあまり興味がない人が多いようです。「自分はそんなことはない」とおっしゃる方もいると思いますが、少なくとも、他人から見るとそう思われかねません。逆に、こだわりがあればあるほど几帳面で仕事にも細かい。

 雨の日や天候によって靴を変えている人は自己管理ができ、何かを準備する際には、短期的、中期的、長期的バランスを考える人が多い傾向があります。

 私の知り合いのビジネスマンは、「大雨の日にプレゼンがあれば、大切な靴は鞄に忍ばせて、雨に濡れてもかまわない靴で出勤し、履き替える」という心配りをしているそうです。プレゼンに対しては「自分にできる最高の状態で壇上に上がりたいから」という理由だそうです。

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