26日、中国のポータルサイト・今日頭条は日本人が選んだ「中国史上No.1の英雄」について紹介し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2017年6月26日、中国のポータルサイト・今日頭条は日本人が選んだ「中国史上No.1の英雄」について紹介する記事を掲載した。

記事は、日本人が「英雄」とみなす条件は、「豪傑さ」、「義侠(ぎきょう)の人物」、「救国の英雄」、「悲劇の人物」の四つを兼ね備えていることだと紹介。特に日本人は悲劇の人物が好きで、日本で人気の英雄には源義経、織田信長、真田幸村、坂本竜馬、土方歳三などがいるが、いずれも悲劇の最期を遂げているとした。

では、日本人が選んだ中国史上No.1の英雄」は誰なのだろうか。記事によると、日本人は1人に絞りきれず2人挙げたという。その1人が「岳飛」だ。

記事は、岳飛のことが「中国では日本人のよく知る始皇帝や劉邦、諸葛孔明、曹操、関羽より有名だ。岳飛は異民族の侵略を受けた南宋の時代に活躍した孤高の英雄で、背中に『精忠報国』と入れ墨を彫っていたが、無実の罪で悲劇の最期を遂げた。今でも岳王廟はにぎわっており、岳飛を無実の罪で殺した秦檜らが縛られて正座させられている姿の像が置かれて、唾を吐きかけられるほどで、岳飛の人気を裏付けている」と日本で紹介されていると伝えた。

もう1人は「項羽」だ。日本における項羽人気は高く、「中国史上最強の武将」では項羽がいつも1位になると紹介。項羽の無敵の強さ、強情でも人情深く、最後の一戦で敗れて命を落とすところが日本人を魅了してやまないとした。

これに対し、中国のネットユーザーからは「日本人の価値観は正しい。岳飛も項羽も真の英雄だ」「中国の歴史に対する感覚は、日本人の方が中国人より正しいと思う。中国では岳飛を批判する人もいるからな」など、日本人の選択を評価するコメントが多く寄せられた。

しかし、「最初に思いつく英雄は于謙だけどな。多くの人はあまり理解していないだろうが、彼こそ真の英雄だ」との反論もあった。(翻訳・編集/山中)