日本恐竜展史上最大の巨大恐竜を日本初公開！幕張メッセで「ギガ恐竜展2017」
日本初公開という世界最大級の恐竜や新種の恐竜など、200点以上の全身復元骨格や化石標本が集まる大規模な恐竜展が、幕張メッセで開催される。こんなにユニークで大きな生物のいた時代があったんだ、と思うだけで、太古へのロマンがかき立てられそう。
◆大迫力！世界最大級の竜脚類や貴重な全身復元骨格から見えてくる、恐竜のライフスタイル
幕張メッセ国際展示場 11ホールでは、2017年7月15日（土）から9月3日（日）までの51日間、「ギガ恐竜展2017−地球の絶対王者のなぞ−」を開催する。
会場では日本初公開を含む200点以上が展示されるけれど、中でも世界最大級の竜脚類ルヤンゴサウルスや、保存状態のすばらしいティラノサウルス（愛称：ワイレックス）などは必見。
ルヤンゴサウルスは中国で発見されたもので、今回は組みあがった巨大な全身復元骨格を日本で初公開する。全長38メートル、高さ14メートル、重さ130トンの迫力を、間近で見ることができるチャンス。
ルヤンゴサウルス 環境復元画
ワイレックスは、今まで発見された同種の中で唯一、皮膚の形が推測できる「皮膚印象化石」を持つ貴重な標本なのだとか。こうした全身復元骨格や化石などから、動き方や食生活など、恐竜のさまざまなライフスタイルが見えてくるのも面白い。
今回は、全身復元骨格を日本初公開するほか、当時の様子を再現したCG映像も公開されるそう。さらに、原始的なティラノサウルスの仲間であるビスタヒエヴェルソルは、リアルな動きを再現したロボットで登場。大迫力の恐竜ワールドが体感できる。
ティラノサウルス（愛称：ワイレックス）全身復元骨格（ヒューストン自然科学博物館での展示風景）
また、ティラノサウルスの仲間は北アメリカやアジアでも発見されていて、彼らが生きていた時代には大陸が陸続きだったことも分かる。大陸間を「大移動」しながら進化を果たした恐竜たちは、どんな景色を眺めていたのだろう。
◆珍しい卵や、新種と分かったばかりの中国の赤ちゃん恐竜の実物化石なども
2017年5月に新種として学名が付けられたばかりという、貴重な「中国の赤ちゃん竜」の実物化石も日本初公開される。この化石は、卵からかえる前の姿をとどめたもので、それまでは「ベイビー・ルイ」の愛称で呼ばれていたもの。
写真は、中国で発見されたオヴィラプトロサウルス類の卵の化石で、珍しい形が興味をそそる。恐竜の世界には、まだまだ新しい発見があるみたい。
オヴィラプトロサウルス類の卵（浙江自然博物館所蔵）
◆会場限定のオリジナルグッズや、トリックアートの撮影ゾーンも楽しみ
会場には、ここでしか手に入らないオリジナルグッズも揃っているので、こちらも要チェック。例えば、写真左の「恐竜だっこ」(1200円）はルヤンゴサウルスのデザインで、腕に巻いたりバッグに付けたり、遊び心いっぱいのファッションアイテムになりそう。
右はカラフルな恐竜デザインがかわいい「手帳型スマートフォンケース」(2500円）。機種を選ばない万能タイプで、スマホ本体をスライドさせて写真が撮れるスグレモノなので、個性的なスマホカバーを探している人にもおすすめ。
会場内は自由に撮影できる上、トリックアートの撮影ゾーンも設置される予定なので、インスタ映えするびっくりフォトも楽しめるはず。
左「恐竜だっこ」1200円（ピンク・水色） 「手帳型スマートフォンケース」2500円(全4種類)
恐竜の種類は、大きさひとつとっても1メートルにも満たないものからルヤンゴサウルスのような巨大なものまでいるし、ヨロイや角を持ったもの、長い首や羽毛を持ったものなど多種多様。そんな恐竜たちの生きていた太古の地球を、最新の情報や展示で体感しながら楽しんで。
TEL.03-5777-8600（ハローダイヤル）
千葉市美浜区中瀬2-1 幕張メッセ国際展示場 11ホール
アクセス：JR京葉線「海浜幕張駅」より徒歩5分、JR総武線・京成線「幕張本郷駅」より「幕張メッセ中央」行きバスで17分
会期：2017年7月15日（土）〜9月3日（日）
開場時間：9:30〜17:00（入場は閉場30分前まで）
チケット（前売）：大人（高校生以上）2200円（1800円）、子ども（4歳〜中学生）1000円（800円）
NAOKO YOSHIDA （はちどり）
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