英ロンドンの首相官邸で、協定の署名を終えて握手を交わすDUPのジェフリー・ドナルドソン議員(中央左)と、保守党のギャビン・ウィリアムソン議員(中央右)。および、その後ろに立つテリーザ・メイ首相(右から2番目)、北アイルランドの地域政党DUPのアーリーン・フォスター党首(左から2番目、2017年6月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英総選挙で過半数割れを喫したテリーザ・メイ(Theresa May)首相率いる保守党は26日、北アイルランド(Northern Ireland)のプロテスタント強硬派政党「民主統一党(DUP)」との合意に至り、政権運営を可能にするめどを付けた。

 2週間超に及ぶ協議の末、ロンドン(London)のダウニング街(Downing Street)にある首相官邸で、メイ首相とDUPのアーリーン・フォスター(Arlene Foster)党首が見守る中、保守党のギャビン・ウィリアムソン(Gavin Williamson)議員とDUPのジェフリー・ドナルドソン(Jeffrey Donaldson)議員が合意に関する文書に署名した。

 メイ首相は保守党とDUPが「多くの価値を共有している」との認識を示しつつ、26日の合意を「とても良いもの」と述べた。またフォスター党首も合意について「喜ばしいもの」と語った。

 協定の条項によれば DUPが保守党を支持するのと引き換えに、北アイルランドは英政府から2年間にわたって10億ポンド(約1420億円)の支援金を受け取るという。

 今月8日に行われた総選挙の結果、保守党は全650議席のうち317議席と過半数に届かず、政権運営を可能とするには10議席を獲得したDUPの協力が必要な状況となっていた。
【翻訳編集】AFPBB News