26日、韓国メディアは、米中央情報局のマイク長官が「トランプ大統領が尋ねてくるので、1日も欠かさず北朝鮮の動向を注視している」と明らかにしたが、韓国のことは気にも留めていないと指摘した。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。資料写真。

写真拡大

2017年6月26日、韓国・国民日報は、米中央情報局(CIA)のマイク・ポンぺオ長官が「トランプ大統領が尋ねてくるので、1日も欠かさず北朝鮮の動向を注視している」と明らかにしたが、韓国のことは気にも留めていないと指摘した。文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領の訪米を3日後に控えた25日にも、世界198カ国の最高指導者および閣僚名簿を整理した資料「世界の指導者」にはいまだに朴槿恵(パク・クネ)前大統領が韓国の国家元首として記載されているという。

CIAのホームページは、文大統領の当選から約2カ月がたったにもかかわらず、韓国政府の大統領と閣僚の名簿を更新せずに昨年9月時点の資料のまま放置している。韓国に対する背景知識のない一般の米国民が、朴前大統領と朴前大統領が任命した趙允旋(チョ・ユンソン)前文化体育観光部長官、李元鐘(イ・ウォンジョン)前大統領府秘書室長、呉俊(オ・ジュン)前国連大使が韓国を率いていると考えてしまう可能性がある。

一方、北朝鮮の国家元首や重要閣僚の名簿は迅速に最新の資料に更新されている。北朝鮮関連の資料は今年1月19日基準で、金正恩(キム・ジョンウン)や労働党幹部、内閣の主要部処の責任者を紹介している。さらに、すでに死亡した金日成(キム・イルソン)や金正日(キム・ジョンイル)が北朝鮮で「永遠の首領」の職位を得たという情報まで含まれているという。

ワシントン関係者は「CIAが韓国関連情報を適時に更新しないとの指摘は1カ月ほど前から出ているがいまだに是正されていない」とし、「米大統領の招待を受けて韓国大統領がじきにワシントンを訪問する状況であるため、弾劾以降に変わった韓国の政治状況を反映する更新作業が行われるべきだ」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーからは「これで同盟と言えるの?」「米国の大統領はオバマだ」「韓国の国家情報院のホームページには『米国の大統領はオバマ』と掲載しよう」「わざと韓国を無視している」など怒りの声が多く寄せられている。

そのほか、「米国にとって韓国は北朝鮮よりも下の存在?」「米国人の中には韓国・北朝鮮の意味すら知らない人も多いだろう」「忠犬のような李明博(イ・ミョンバク元大統領)と無能な朴槿恵(パク・クネ大統領)が扱いやすくて気に入っていたということ」「ここ9年で国の格は最低レベルまで下がった。日本は同盟、韓国はパートナー」「友人に聞いたけど、米国人の韓国に対する認識はベトナムレベル。実は高高度防衛ミサイル(THAAD)は米国の安保のために北朝鮮と最も近い韓国に設置するだけ。この理由以外に説得力はない」などと嘆く声も数多くみられた。

一方で「気にし過ぎでは?」「放っておけばいい。変えようが変えまいが米国の勝手だよ」と指摘する声もあった。(翻訳・編集/堂本)