提供:週刊実話

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 テレビをつければ、必ず目にするのがエンケンこと遠藤憲一(55)だ。かつて“コワモテ俳優”としてブレイクし、ドラマや映画に欠かせない名バイプレイヤーだったが、最近は主演にも抜擢されるなど、超売れっ子俳優といっても過言ではない。
 「今や年間出演数は200本を超える。直近では7月期ドラマ『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)や10月期に放送されるNHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』や『ドクターX』(テレビ朝日系)など、毎クールに登場する。しかも、エンケンが出演すると視聴率が上がり、多くがシリーズ化になる。業界関係者の間では、数字を持っている俳優として非常に重宝されているんです」(制作関係者)

 さらに現場スタッフの評判もすこぶるいいという。
 「あんな厳つい顔ですからね。怖い人なのかと思ったら本当に優しくていい人なんです。よく休憩時にタバコをふかしているんですが、気さくな人でADにも声を掛けてくれる。また仕事を一緒にしたいなと思う俳優なんです」(制作関係者)

 そんなエンケンがブレイクした秘密は、奥さんにあるという。
 「ここだけの話ですが、エンケンは、超が付くほどの愛妻家なんです。しかも奥さんはマネージャー兼社長で、基本、仕事を取って来るのは彼女の役目。おまけに、『妻が取ってきた仕事は、どんな内容であろうと文句を言わずに受ける』という誓いまで立てている。もっとも、売れない頃はケンカばかりしていたそうだ。それこそチンピラ役や犬や猿といった被り物の役など、本当に泣きたくなるような仕事ばかりが続いていたみたいなんです。でも奥さんは、どんな役でも、セリフがないものは絶対に受けていないと、エンケンはある時に気が付いたんです。それが15年前。以来、人が変わったように役を演じるようになったそうです」(芸能関係者)

 そんなエンケンの気になるギャラだが…。
 「脇役で1本80万円〜。主役で120万円〜。バラエティーは基本、ドラマや映画などの番宣絡みだと5万円〜。あれだけ売れているのに、リーズナブルなギャラ設定なんです。あちこちからお呼びが掛かるのも分かりますよ」(芸能プロ関係者)

 エンケン人気はしばらく続きそうだ。