26日、エアバッグのリコール問題で経営が悪化したタカタは東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理された。負債額は1兆円を超え、戦後最大の倒産になった。資料写真。

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2017年6月26日、エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題で経営が悪化したタカタは東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理された。負債額は1兆円を超え、戦後最大の倒産になった。毎日経済新聞が伝えた。

東京商工リサーチによると、リコール費用を含めた負債総額は約1兆7000億円に達するとみられる。製造業では戦後最大で、非製造業を含むと5番目の大型破たんになった。7月27日に上場廃止になる。

今後は中国の寧波均勝電子傘下の米自動車部品メーカー、キー・セイフティー・システムズ(KSS)がタカタの再建を支援する見通し。タカタはすべての事業と資産(問題となったエアバッグ部品の一時事業を除く)をKSSに1750億円で譲渡することですでに合意している。譲渡手続きは18年3月までに終わる予定だ。

タカタ製のエアバッグを膨らませるガス発生装置「インフレーター」の火薬材料「硝酸アンモニウム」が、高温多湿状態に長く置かれると作動した際に異常破裂。金属片が飛び散る恐れが発生した。これまでに世界で死者17人、負傷者180人以上が出たとみられる。(翻訳・編集/大宮)