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ジェット飛行機よりも騒音は静かなのかな?

近年では電気とモーターの力で飛行する小型飛行機の研究が盛んに行われており、化石燃料を使用しないことによるエコロジー性、コスト性能の高さに注目が集まっています。そんな中、ベンチャー企業のEviationは未来風デザインが美しい電動小型飛行機『Alice』の開発プロジェクトを公開しています。

近距離をふわりと飛行





この飛行機はジェット飛行機のように長距離を飛行するのではなく、近距離の都市間における移動を想定しています。航続可能距離が最大1000kmで、最大速度が約500km/h、巡航速度が約440km/h。例えばシリコンバレーからサンディアゴ間を2時間で飛行できますし、ソウルから北京間なら2.5時間、ニューヨークのちょい北東にあるマーサズ・ヴィニヤード島からボストン間といった160km未満の距離であれば33分ほどで移動できる計算になります。

3尾翼側のプロペラで機体を押し出すように飛行





機体には尾翼側に1つのメインプロペラ、主翼の両端に2つの小型プロペラを搭載。このようなシンプルな構成にしたことで空気抵抗を削減しているのだそうです。機体サイズは翼長が13.5m、全長が12m、最大離陸重量が5900kg。980kWhのリチウムイオン電池を搭載し、280kW出力のモーターと組み合わせられています。

ビジネス利用がターゲット?





『Alice』には2人の操縦士と9人の乗客が搭乗可能。ビジネスジェットとして利用するのにちょうどいいサイズでしょうか。現時点では納入時期や価格などの詳細は発表されていませんが、21世紀はこのようなスマートかつエコな飛行機が私達の頭上を飛び交うのかもしれません。

文/塚本直樹

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『Alice』プロジェクトページ(英語)