シリア北部ラッカの東部に展開する民兵組織クルド人民防衛部隊のメンバー(2017年6月21日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が「首都」と位置づけるシリア北部ラッカ(Raqa)の奪還作戦で、米主導の有志連合の支援を受けるクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」が同市内の4分の1を制圧した。在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が26日、発表した。

 SDFは7か月にわたる戦闘の末にラッカを包囲した後、今月6日に市内に進攻した。

 同監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表はAFPの取材に応じ、「進攻開始以降SDFは、建物が密集する地区で構成される市域の約25%を奪取した」と語った。

 また同代表は、SDFが有志連合による空爆の援護を受けながら、南東部のメシュレブ(Al-Meshleb)地区とセヌア(Al-Senaa)地区、西部のロマニヤ(Al-Romaniya)地区などを完全に制圧したと明らかにした。

 SDFは制圧したこれらの地区から挟み撃ちする形で旧市街へと迫っており、西部のカディーシャ(Al-Qadisiya)地区と市東部の一部で激しい戦闘が続いているという。

 ISは2014年にラッカを制圧。同市を「カリフ制国家」の首都と位置付けている。
【翻訳編集】AFPBB News