ベルギーのテスラ「モデルS」オーナーが、市販電気自動車の航続距離記録を更新!
2人のベルギー人が、フル充電したテスラ「モデルS」で900kmを超える距離を走破し、21ヶ月前に樹立された市販電気自動車の航続距離記録を更新した。スティーブン・ピータースとユーリ・クールズは、23時間45分を掛けて、901.2kmの距離を走行。平均速度は約38km/hだった。

新型テスラ「モデルS 100D」のオーナーであるピータースは、これまでの試みのように、できるだけ直線に近い道路をできる限り遠くまで走るのではなく、限定されたコースを何度も周回するという、従来とは異なるアプローチを取ったと、自身のブログに書いている。彼とコパイロットのクールズは今回、平坦で信号や交差点がない26kmのコースを周回することを選択している。

走行中、地元の警察に止められた(米国人の記録に挑戦していると事情を説明すると無事解放された)ことを除けば、2人は中断されることなく走り続け、速度もエネルギー消費が最も低い40km/hに落ち着いたという。ピータースは、より効率的な走り方を「周回を重ねながら学習」していき、エネルギーの使用量を最低限に抑えるようアプローチしたと書いている。速度は38km/hでも42km/hでも、明らかにエネルギー消費量に違いが出るそうだ。

しかしピータースによると、彼らの本当の挑戦は、エアコンを使わずにクルマの窓を閉めていなければならなかったことだという。実験の後半には日が昇り、車内温度は38度近くにまで上昇した。これにはコパイロットのクールズもクールではいられなかったことだろう。

ちなみに2人が破った記録は、2015年9月にケイシー・スペンサーが、テスラ「モデルS 85D」でバッテリー切れになるまで、約35km/hという速度でゆっくりと26時間走り続け、550.3マイル(約885.6km)を走破したというものだった。

By Danny King

翻訳:日本映像翻訳アカデミー