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梅雨が明ければやってくる夏は、紫外線の影響もあって1年の中でも老けやすい季節といえます。また、夏は暑さのせいで食欲が減退したり、寝苦しい夜が続いて睡眠不足に陥ったりと、体調を崩しやすい季節でもあります。

そんな夏を健やかに乗り切るために、旬の野菜やフルーツからパワーをもらいたいところ。そこで今回は、特にアンチエイジング効果の高い夏野菜やフルーツをご紹介したいと思います。前編の「夏野菜編」()に続く後編では、フルーツをピックアップしました。

気軽に取り入れられるフルーツ3つ

(1)あんず

あんずには非常に多くの「βカロテン」が含まれており、これが体内で「ビタミンA」に変換されることによって高いアンチエイジング効果が期待できます。干してあるものの方がさらに含有量は高くなるので、ドライフルーツで取り入れるのも◎。このほか、あんずには「ビタミンE」や「クエン酸」なども豊富に含まれているため、血行促進効果や疲労回復効果などがあるといわれています。食卓になじみのないフルーツかもしれませんが、日々の食生活に取り入れることで嬉しい効果を得られる可能性が高いでしょう。

(2)マンゴー

日本でもすっかりポピュラーなフルーツとなったマンゴーもあんず同様「βカロテン」が豊富に含まれており、体内で「ビタミンA」に変換されます。そのため高いアンチエイジング効果や肌を健やかに保つ効果が期待できます。この他、マンゴーにはカリウムが豊富に含まれているので、むくみや高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの予防に効果があります。

(3)アボカド

アボカドもアンチエイジング効果の高い夏のフルーツのひとつです。"森のバター"と呼ばれ、栄養価が高いことでも知られており、若返りのビタミンの異名を持つ「ビタミンE」が豊富に含まれています。カリウムや鉄、葉酸なども豊富に含まれているので、むくみや高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞のほか、がんの予防にも効果があります。また、血流をよくする効果やコレステロールを減らす効果、便通をよくする効果もあるという頼もしいフルーツです。筆者自身、アボカドをよくわさび醤油でいただいています。

夏バテしてしまった時も野菜やフルーツなら自分でジュースにすることもできるので、摂り入れやすいと思います。そんな時はぜひアンチエイジング効果の高い野菜やフルーツを積極的に摂取して、若々しい体と肌を育んでください。