24日、韓国・MBCは、訪日外国人が増加の一途をたどる中、日本での宿泊先探しも難しくなり費用もばかにならないことから、日本の空港で「野宿」をする外国人観光客が増えていると伝えた。写真は成田空港。

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2017年6月24日、韓国・MBCは、訪日外国人が増加の一途をたどる中、日本での宿泊先探しも難しくなり費用もばかにならないことから、日本の空港で「野宿」をする外国人観光客が増えていると伝えた。

観光客の急増に伴い、東京都心などのホテル宿泊費が上昇傾向にあることや、格安航空会社の発着が早朝の時間帯に集中することなどから、最近では成田空港だけで1日平均200人以上の観光客が「野宿」をし、その数はますます増える傾向にあるという。

成田空港の関係者は、空港での「野宿」について「2年前と比較すると倍ぐらいに増えたようだ」と話す。空港側もこの状況を受け、仮眠が取れる椅子と畳を置いた部屋を準備するなどの対策を取っている。

また一方で、宿泊問題を解決するためのクルーズ旅行や夜行バスも人気だ。東京・大阪を行き来する高速バスの場合、直近1年間で外国人客が40%増えた。24時間営業のカフェにも外国人が多く訪れており、今年1〜3月期の訪日外国人客数は前年比14%増だったにもかかわらず、ホテル・旅館の宿泊者は2%増にとどまったそうだ。

この報道に、韓国のネットユーザーからは日韓の観光業や業界の実態を比較する意見が多く集まった。コメント欄には、「日本は親切だし、ぼったくりもないことを観光客が認めているんだ。韓国は空港を出て、タクシーに乗った時からぼったくり開始」「韓国はホテルの部屋がいっぱい余っているのに…。ぼったくり天国だからかな?」「韓国では、外国人旅行者にどうやって良いイメージを持ってもらうかよりも、どうやってお金を巻き上げるかばかり考えている。だから観光客も来るわけがない」など、韓国で頻繁に報じられる「ぼったくり」問題に関する声が並んだ。

また、「韓国は経済がこんな状態なのに、日本は観光収入まで増加しているみたい。まったくうらやましいばかりだ」「日本はいいなあ。若者の就職もうまくいっているし、観光産業も順調。隣国の大韓民国はただそれを見ているだけ」など、日本を羨望(せんぼう)する声もみられた。

その他に、「日本は観光アイテムもいろいろあるし、韓国より宣伝をきちんとやっている。韓国は他国向けの広報パンフレットさえろくなものがないのが実情」「観光産業は、成果が出るまでに長い時間が必要だ。道路の整備から地域行事の開発など無数の対策が要求される産業。これらは政権が変わっても継続されるべき重要な国の政策」など、観光産業活性化への努力不足を訴える意見もあった。(翻訳・編集/三田)