オーストラリア・メルボルンでクラウン・リゾーツが運営するカジノ(2017年2月26日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中国・上海(Shanghai)の裁判所は26日、違法な賭博広告を行った罪に問われていたオーストラリアの総合型リゾート運営企業「クラウン・リゾーツ(Crown Resorts)」の現・元従業員19人に対し有罪判決を下した。うち3人にはすでに禁固刑が言い渡された。

 オーストラリアのグレーム・ミーハン(Graeme Meehan)総領事は裁判所の外で記者団に対し、同社の国際部門担当上級副社長、ジェイソン・オコナー(Jason O'Connor)被告に禁錮10か月の有罪判決が下されたと述べた。またオーストラリア国籍のパン・ダン(Pan Dan)被告、ジェリー・スアン(Jerry Xuan)被告には、それぞれ9か月の禁錮刑が下された。ただしミーハン総領事によると、刑期は被告3人が身柄を拘束された昨年10月24日にさかのぼって計算されるため、少なくとも8か月の未決勾留期間が算入される。

 審理は非公開で行われたが、開廷期日情報によると、19人が「賭博容疑」で裁判にかけられている。

 中国当局が大金を賭ける賭博の広告に対する取り締まりを強化する中、昨年10月、富裕層の中国人をオーストラリアでの賭博に勧誘した幹部などクラウン・リゾーツのマーケティング担当19人の身柄が拘束された。同社は今月13日に発表した声明で、従業員が「賭博広告に関連する罪」で起訴されたことを認めていた。中国では賭博は違法で、広告も禁止されている。
【翻訳編集】AFPBB News