黒木華、行定勲、蓮佛美沙子らが絶賛 『君はひとりじゃない』著名人コメント公開

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 7月22日に公開される映画『君はひとりじゃない』に、黒木華、行定勲ら著名人がコメントを寄せた。

参考:父と娘の止まった時間が動き出す ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞『君はひとりじゃない』予告編

 本作は第65回ベルリン国際映画祭で監督賞となる銀熊賞を受賞し、ポーランドのアカデミー賞であるイーグル賞で主要4部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞)を受賞したヒューマンドラマ。母を亡くし心身が病んでしまった父と娘が、セラピストを介して心の溝を埋めていく模様を描く。

 監督を務めるのは、『ラヴァーズ・ダイアリー』のマウゴシュカ・シュモフスカ。『トリコロール/白の愛』のヤヌシュ・ガヨス、『カティンの森』のマヤ・オスタシェフスカのほか、シュモフスカ監督によりFacebookから見出された新人女優ユスティナ・スワラがキャストに名を連ねる。

 女優・黒木華、映画監督・行定勲をはじめ、著名人たちが下記のコメントを寄せている。

■著名人コメント

●黒木華(女優)ラストの親子の表情が素晴らしかった。私達は、お互いを感じるという、シンプルな事を難しく考えているだけなのかもしれない。

●行定勲(映画監督)悲しみが支配した、曇天の晴れない世界。しかし、死を扱っているのにユーモアでみせる。例えるなら、お葬式でおならをしてしまった人を見て、思わず笑ってしまうような。人生の憂目は、いつもそうやって癒されてゆく。死者にとり残された私たちは、この映画のラストに救われるだろう。生きて行くのに忘れられない映画になった。

●石川慶(映画監督)ポーランド映画の固定観念をぶっ壊すような、奇妙で独特の世界観。どこを切り取っても新鮮で、どハマりしました。

●萬田久子(女優)ホッとさせるコトって何だろう!?自分で探さなきゃ。逃げちゃダメなのよ。でも心身、弱っているとなかなか自分を操れないわね。何か『きっかけ』が必要なの。でもきっと見つけられるわ。だってひとりじゃないんだから、、、

●うつみ宮土理(タレント)人は最愛の人を失うと悲しみの深みにはまってしまう。しかし気付くと側には根気よくねばり強く付き合ってくれている人がいる。

●草刈正雄(俳優)父と娘のまるで別人のような晴れ晴れとした笑顔に、胸のつかえがスーッと!思わず微笑んでいました!

●蓮佛美沙子(女優)複雑な綻びが丁寧に解かれていく。ああ、人間って、と苦しく愛おしく思う。斬新で穏やかなラストシーンが衝撃的でした。

●香山リカ(精神科医)とくに「私には生きる価値がない」と思ってる人に見てほしい。本作は“副作用のない抗うつ剤”だ!

●坂本あゆみ(映画監督)生と死、虚無と現実の曖昧さが漂う、ある意味とても危険な映画。なんだか私は死にたくなった。でも、死ねない何かがある映画です。

●ナポ(お笑いタレント)描き切らないという繊細さ。拒絶したくなるものに、いつの間にか優しさを注げるようになっていく。

●長谷川博一(臨床心理士 こころぎふ臨床心理センター代表)『君はひとり』という並行世界に気づいた瞬間の衝撃。絶対的孤独から自らを救おうと彷徨うセラピストの力が人々に光をもたらす。

●心屋仁之助(心理カウンセラー)僕がカウンセリングで伝えたい大切なことを“観”せてくれた作品

●越智啓太(法政大学心理学科教授)ユーモアがあって、静かで不思議であたたかい雰囲気に引き込まれました。普段、アメリカ映画ばかり見ている人にも是非見てもらいたい映画です。

●長田光展(日本グリーフ・ケア・センター代表)母を亡くした少女の苦悩。しかしその苦悩は母なる「愛」を喪失した現代世界の苦悩の縮図でもある。死者との交信を通して少女の再生を模索するセラピスト。だがその試みは同時に現代を再生する試みでもあるのだ。

●北川れい子(映画評論家)喪失感と未練は生者も死者も同じ。奇妙なユーモアを忍ばせた現代の゛復活“劇として、唯一無二の秀作だ。

●矢崎由紀子(映画評論家)独創性溢れる喪失と再生の物語。シリアスな心理劇にもオカルト映画にもならず、異次元のジャンルに変身する驚きのラストに拍手!

(リアルサウンド編集部)