薄さの「代償」なくなった? 新12インチMacBookに触れる。キーボードはPro同等の打鍵感
「空気のような軽さ」をうたうMacBook Airよりも更に薄く、軽いモデルとして登場した12インチMacBook。その第3世代モデルが発売されました。地道なハードウェアの改良が続き、薄さや軽さの「代償」は、もはや感じません。



前モデルに比べて明確にわかる変化は、キーボードです。というのも、前モデルまではペチペチとした打鍵感。キーを撫でるようにタイプできる魅力はあるにせよ、キーを押し込んだというフィードバックが指にあまり伝わらない仕様でした。

一方の第3世代では、撫でるような打鍵感を維持しつつ、キーを押し込んだ際に、カチッという感覚が指に伝わってきます。わかりやすい打鍵感とストローク感があるのは、前モデルに比べて明確な改良ポイント。これはMacBook Proと同じ第2世代バタフライキーボードを採用したことで実現しています。





パフォーマンスの改善も見逃せません。プロセッサが前モデルのSkylake世代から、KabyLake世代に刷新。筆者は下位のCore m3モデルを利用しましたが、ブラウジングやOffice資料作成、デュアルディスプレイに繋いだりしても、ストレスなく動作しました。

第2世代まで最大8GBまでだったメモリ容量も、最大16GBまで選択可能に。体感のパフォーマンスに大きく影響するSSDの速度も最大50%向上(公称値)。新たに4K/60Hz出力にも対応し、家ではモニタに繋いでメインPCとして使うのも十二分にありだと感じます。

12型MacBookといえば、920gという軽さや13.1mmという薄さの反面、特にキーボードは「我慢」を強いられる面も否めませんでした。それも、第2・第3と世代を重ねるにつれパフォーマンスを含めて改善。キーボードもMacBook Proとほぼ同等になり、動画編集など重い処理をこなすのでなければ、薄さや軽さの「代償」になる部分ははもはや見当たりません。



価格は256GBモデルが税別14万2800円〜。ストレージが半分になりますが、13インチMacBook Pro(TouchBarなし)の128GBモデルと同一価格です。とはいえ、12インチMacBookのパフォーマンスは底上げされており、以前よりもMacBook Proにこだわらなくて良くなりました。



カラーはスペースグレイ、シルバーしかないMacBook Proに比べ、ローズゴールド、ゴールドを選べるのも魅力的です。