今年の2月、米フロリダ州のフォートローダーデールにて、飼い主とはぐれてしまったニャンコがいる。

それがリリー。目も見えず、耳も聞こえない20歳のシニア猫だ。

ちょっとした油断ではぐれてしまった

母親に会うためにフォートローダーデールを訪れていた、Raymond McNamaraさん(50)。いつものように旅仲間のリリーを連れて歩いていた。

目も見えず、耳も聞こえないリリーは、いつも飼い主のそばから離れようとしなかったという。もしかしたらそれが油断につながったのかもしれない。

建築現場の近くで、ほんの一瞬目を離した隙にリリーの姿は見えなくなっていた。

3週間探し続けた

いなくなってしまったリリーを心配し、そのままフォートローダーデールに滞在し、3週間探し続けたというMcNamaraさん。

行政に連絡をし、チラシを作って近隣の家を回ってリリーを見たかどうか聞いて歩いたそうだ。

しかし、見つかる気配はなくMcNamaraさんはあきらめてその地を去った。向かった先は、カリフォルニア州。いつも隣にいるリリーがいない悲しみと共に、アメリカ大陸を横断した。食事も喉を通らず、痩せてしまったという。

見つかったとの連絡が

しかし、リリーは生きていた!

いなくなってから2ヵ月後、動物保護団体のSaving Sage Animal Rescue Foundationが姿を消した場所のほど近くでリリーを保護していたのだ。脱水症状と栄養失調状態がみられ、毛も汚れて傷だらけだったという。

Facebook上で保護を報告すると、McNamaraさんが熱心に探していたのを覚えていた人から連絡が来た。

McNamaraさんは保護の報告を受けるとすぐに車に乗り、ふたたびアメリカ大陸を横断してリリーと再会を果たした姿がこちらだ。

彼らが再会を果たしたのは5月19日のこと。はぐれてからおよそ3ヵ月後のことだった。

強い絆で結ばれた2匹

Saving Sage Animal Rescue FoundationのKathy Bieniekさんは、彼らの再会の様子を、Inside Editionにこう語っている。「警戒心の強いリリーが、やっとリラックスした瞬間だった」

彼らの出会いは2年前のことだという。路上にいたリリーをMcNamaraさんが保護したのだという。強い絆で結ばれるのに、時間の長さは関係ないようだ。