「最高のテニスだった」フェデラーがズベレフを倒し、ハレで9度目の優勝 [ゲリー・ウェバー・オープン]

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 ドイツ・ハレで開催された「ゲリー・ウェバー・オープン」(ATP500/6月19〜25日/賞金総額183万6660ユーロ/グラスコート)のシングルス決勝で、ロジャー・フェデラー(スイス)がアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-1 6-3で下し、記録的9度目の優勝を果たした。

 この日、キャリア140回目の決勝をプレーしたフェデラーは、相手に許した唯一のブレークポイントをセーブし、手にした8度のブレークチャンスのうち4度をものにして、わずか53分のうちにキャリア92番目にあたるタイトルをつかんだ。35歳のフェデラーは、このグラスコート大会における最年長の優勝者となった。

「信じられないほどいいプレーができた。気分はよく、その感じが決して弱まることはなかったんだ」とフェデラーは言った。彼はわずか9本しか自分のサービスからのポイントを落とさなかった。「今週は最高のテニスだったよ。ほぼすべてが僕にとっていい形で機能した」。

 4月初めにマイアミで優勝したあとクレーコート・シーズン全体をスキップしたフェデラーは、ナダルとタイになる今年4つ目のタイトルを獲得し、一週間後に始まるウインブルドンでは、ナダルより高いシードがつくことになる。

 2017年のフェデラーは、インディアンウェルズ、マイアミのタイトルの前に、全豪オープンで優勝していた。

 グランドスラム大会で18度目のタイトルを獲得したフェデラーは、2ヵ月の休息後の復帰戦だったシュツットガルトの初戦で、ベテランのトミー・ハース(ドイツ)に驚きの敗北を食らったが、ハレでの好調さであらゆる疑念を払い落した。

 前年大会の決勝で、同胞のフロリアン・マイヤー(ドイツ)に敗れていた20歳のズベレフに対し、フェデラーは22分で第1セットを取る過程でいきなり4-0とリードを奪った。ズベレフは、この日唯一のブレーク・チャンスを第2セットの第1ゲームで生み出したが、結局、自らがテニス界でもっとも有望な未来の星とみなされている理由を、示して見せることができないまま敗れた。

「もう少し親切になって、僕にあと数ポイントくれてもよかったのに」と、ズベレフは自分の憧れの選手に対してジョークを言った。

 フェデラーは昨年大会で自分を倒していたズベレフに温かい言葉を送った。「非常にいい若者だ。僕は彼の成長ぶりを、彼のためにすごくうれしく思うよ。未来は彼のものだ」と、フェデラーはコメントした。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はウィンブルドン前哨戦の「ゲリー・ウェバー・オープン」で大会9度目の優勝を飾ったロジャー・フェデラー(スイス)(写真◎Getty Images)
Photo: HALLE, GERMANY - JUNE 25: Roger Federer after the men's singles match Roger Federer of Suiss against Alexander Zverev of Germany on Day 9 of the Gerry Weber Open 2017 at Gerry Weber Stadium on June 25, 2017 in Halle, Germany. (Photo by Joachim Sielski/Bongarts/Getty Images)