ノーラン作品では異例の2時間切り (C) 2017 Warner Bros. All Rights Reserved.

写真拡大

 イギリスの鬼才クリストファー・ノーラン監督が初めて実話の映画化に挑んだ「ダンケルク」の上映時間が約110分であることが発表された。あわせて、戦場でいつ始まるか分からない敵軍の猛攻に怯える若い兵士のまなざしが切実な場面写真が公開された。

 同作は第2次世界大戦中の1940年、フランスの港町ダンケルクでドイツ軍に包囲された英仏連合軍の兵士40万人を救うため、イギリスの輸送船や駆逐艦、民間船が総動員された撤退作戦「ダンケルクの戦い」をもとにした物語。ダンケルクの浜辺に追いつめられた若き兵士を案内人に、陸海空の3つの視点が同時進行するサスペンスが描かれる。新たな場面写真で、ひとり空を見上げた兵士の視線の先には、爆撃時に警報音を発するため“悪魔のサイレン”と呼ばれ、恐れられたドイツ軍の爆撃機が迫るという。

 また、米ハリウッド・レポーターなど米メディアの報道によれば、上映時間はエンドクレジットも含め107分。ノーラン作品といえば、「ダークナイト」3部作はいずれも2時間20分超え、前作「インターステラー」は2時間49分と長尺で知られるが、本作は長編デビュー作「フォロウィング」(98)の1時間6分に次ぐ短さであることが明らかになった。

 ノーラン監督が製作・脚本を兼ね、「インセプション」「ダークナイト ライジング」に続き3度目のタッグとなるトム・ハーディをはじめ、マーク・ライランス、ハリー・スタイルズ、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィらが共演する。9月9日から全国公開。