トラウマを乗り越えるために脂肪吸引した女性(画像は『LONG ROOM 「Mother who lost her son, eight, in a freak accident has a £6,000 operation to get rid of her‘mum tum' - because she can't face anyone thinking she has children」』のスクリーンショット)

写真拡大

恐ろしい事故に見舞われ、突然命を奪われてしまった可愛い息子。母親は「その悲しみを乗り越えるためにも」と大枚を叩く覚悟であることを決意した。それはふくよかすぎる腹部から脂肪を吸引してもらうこと。息子の死を毎日必ず思い出しては涙する母親とどのような関係があったのだろうか。

ソーシャルワーカーとして働くジンバブエのサミー・ムバタさん(38)は2011年、目に入れても痛くないほど可愛いがっていた一人っ子のヴィクター君(当時8歳)を悲惨な感電事故で亡くしていた。その日はクリスマスイブでヴィクター君は親類とともにある理髪店で行われたパーティーに出かけたが、突然の停電が起こり、店から出ると垂れ下がって露出していた電線につまずいて転んでしまったという。

愛息の急死で母親のサミーさんは心的外傷後ストレス障害(PTSD)と過食症に苦しむようになり、45kg以上も体重が増えてしまった。そんなある時、彼女は下腹部を見るたびにヴィクター君を思い出している自分に気づいたという。中年にもなるとどうしても貫禄が出てくる下腹部は、英語圏では“mommy tummy(ママのお腹/mum tumとも)”と呼ばれる。また妊娠中、あるいは産後すぐのお腹のようでもある。サミーさんはどっぷりと肥えた下腹部を見ては「“ママのお腹”どうにかならないかしら」と悩み、あるいはわが子がお腹にいた頃のことをふと思い出しては涙に暮れていたのだ。

サミーさんが「ヴィクターの死の悲しみを乗り越えるためにも、まずはこのお腹を引っ込めたいと相談すると、「君は今のままで十分にきれいだよ」と言いながらも夫は貯金を83万円ほど崩すことを快諾してくれた。そしてヴィクター君の誕生日を選び、サミーさんは脂肪吸引術を行っている医師の元へ。彼女の悲しい状況に同情した医師は、その日がヴィクター君の誕生日だと知らないにもかかわらず「これは天国の息子さんからのプレゼント。無料で施術しましょう」と言ってくれたそうだ。手術を終え、やっと明るい笑顔が戻ったサミーさん。天国のヴィクター君もきっと祝福してくれているに違いない。

画像は『LONG ROOM 「Mother who lost her son, eight, in a freak accident has a £6,000 operation to get rid of her‘mum tum' - because she can't face anyone thinking she has children」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)