ペトロヴィッチ監督は「厳しい状況」と嘆いた。写真:田中研治

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[J1リーグ16節]鳥栖1-2浦和/6月25日/ベアスタ

 アウェーの鳥栖に乗り込んだJ1・16節で、浦和が1-2の敗戦を喫した。65分のセットプレーで小野裕二に先制されると、90分には福田晃斗にGKと1対1の局面を作られて2失点目。2点を奪われ、90+5分に李忠成が1点を返すのが精一杯だった。
 
 この敗戦を受けて浦和のペトロヴィッチ監督は、フラッシュインタビューで以下のようにコメントした。
 
「今日は両チームとも非常に緊張感のある素晴らしいゲームをした。浦和はチャンスは作れていたが、それを得点につなげられなかった。ここ最近は、小さなミスが失点につながってしまう状況が繰り返されている。厳しい状況だ」

 この鳥栖戦では、セットプレーで一瞬の隙を突かれて先制され、最終ラインのつなぎのミスから2点目を許した。とりわけ、気になったのは2失点目の場面だ。軽率なバックパスとコントロールミスが重なった形で、指揮官が「小さなミスが……」と悔やむのも理解できる失点だった。

 浦和はこれでリーグ3連敗となり、9位に順位を落とした。踏ん張りどころとなる次節は7月1日、ホームに広島を迎える。