偉大なるレコードを刻んだゲームでも、中澤の質の高いディフェンステクニックは健在。チームの完封勝利に大きく貢献した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1リーグ第16節]横浜 2-0 神戸/6月25日/日産スタジアム
 
 神戸相手に2-0の完封勝利を挙げた一戦で、横浜の中澤佑二は連続フル出場記録を歴代1位タイとなる139試合にまで伸ばした。GK以外のフィールドプレーヤーとしては、浦和の阿部勇樹と並ぶ数字だ。
 
 偉大なるレコードを刻んだゲームでも、熟練のディフェンステクニックを随所に披露した。20分には、不利な体勢ながら突破を試みる小川を完璧に抑え込む。58分には、今度も戻りながらの難しいクロス対応だったが、確実にヘディングで撥ね返した。
 
 39歳という年齢を感じさせないパフォーマンスは健在。両膝のテーピングは今も取れないが、プレーレベルは高いアベレージをキープ。CBでコンビを組む相棒がデゲネク、栗原、パク・ジョンスと代わっても、ベテランらしく相棒をリードして、トリコロールの最終ラインを引き締める。
 
 記録について聞かれれば、「なんとも言えないですね。気にせずに、いつも通りの調整の仕方でやっていきたい。今年1年、振り返った時に、そういったものが話題になればいいかなと思います」と慢心はない。
 
 リーグ4連勝と絶好調のチームにおいて、背番号22は不動の存在として君臨。間違いなく“139”は通過点でしかない。記録はまだまだ伸びそうだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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