ガ大阪・堂安律、鳥栖・鎌田大地 欧州1部リーグ移籍へ 

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 J1リーグ・ガンバ大阪に所属する20歳以下日本代表のMF堂安律(19)が、オランダ一部・フローニンゲンに期限付き移籍することが決まった。また、サガン鳥栖のMF鎌田大地(20)もドイツ一部・アイントラハトフランクフルトへの完全移籍が基本合意に至った。この夏、Jリーグから新たな若き才能がヨーロッパへと解き放たれる。

■才能豊かな若きサムライたち

 堂安は先のU-20ワールドカップ韓国大会で日本代表の中心選手として活躍、特にグループリーグでのイタリア戦では高い身体能力を発揮し2得点を挙げ、存在感を強烈に印象付けた。また、昨年のAFC・U-19選手権では大会MVPに選出され、同年のアジア年間最優秀ユース選手賞を受賞するなど世代別代表での実績は充分。今年に入り、ACLでも6試合に出場、得点も記録し国際大会の様々な舞台で飛躍した。

 対照的に、鎌田はJリーグでの活躍が光る。2015年にサガン鳥栖に入団すると、1年目より20試合以上に出場を果たし、新たに背番号「7」を背負った今季も開幕から全試合スタメンに名を連ね主力としてチームを牽引している。国際舞台での実績は乏しいものの、そのイマジネーション豊かなプレイははやくから「日本の至宝」として注目を集めていた。

■グローバルスタンダードとしての日本サッカー

 今回の移籍に関しては、これまでの日本人選手の海外移籍の様に「所属クラブの主力且つ各代表の常連」選手が海外へ移るパターンとは異なる。昨年まで堂安はJ3での出場が殆ど(G大阪U23)、鎌田はチームでは主力であるものの代表のユニフォームをまとった期間は長くはない。それでも、ヨーロッパのクラブより日本国内と同等かそれ以上の評価を受け移籍に至ったことは、日本サッカーの世界における立ち位置が更なる高みにたどり着いたと捉えられるのではないだろうか(因みにFCフローニンゲン公式HPでは堂安入団のニュースがトップ記事として既に大々的に報じられている)。

 堂安、鎌田両選手とも25日に行われるリーグ戦が国内での最後の試合となる見込み。共にホームスタジアムの声援を一身に受けての雄姿を披露し、鮮やかに世界に羽ばたいてゆくはずだ。

 そして、サッカーファンも若き才能に導かれ、新しい景色を目の当たりにできる。今から楽しみだ。