ムック本とは何か?

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出版物のジャンルとしてムック本と呼ばれるものがあります。昔も今も根強い人気ジャンルです。ムック本の定義とはどのようなものでしょうか。

和製英語?

ムックは、MOOKと書きます。しかし、これは英語ではありません。雑誌を意味するMAGAZINEと、書籍を意味するBOOKを組み合わせた和製英語です。あえて定義をするならば、雑誌的な作りをした書籍といえるでしょう。書籍といえば、文字をメインとする本です。一方で雑誌は写真や図版を多用したビジュアル的な構成が特徴です。本を読まない人でも、手軽に手に取ることができる媒体がムック本だといえます。

ムック本のメリットは?

ムック本にはさまざまなメリットがあります。例えば雑誌ならば次の発売号までに回収されてしまいますが、ムック本には回収期限がありませんので書店に長く置かれます。さらに書籍と違ってムック本には広告が入れられるので広告収入がのぞめます。多く出回っている、旅行ガイドブックや、グルメガイド本などは、広告とビジュアルを一体化させたムック本だといえるでしょう。出版社の下請けである編集プロダクションでは、会社でムック一冊をまるごと編集するといったことも行われています。そのため、中には過去の素材を寄せ集めただけの、質の低いムック本があることも一部では問題視されています。