中国のポータルサイト・今日頭条に22日、訪日中国人の男性が記した「卵」に関する文章が投稿され、注目を集めている。写真は一蘭。

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中国のポータルサイト・今日頭条に22日、訪日中国人の男性が記した「卵」に関する文章が投稿され、注目を集めている。

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男性によると、18年前に知り合いの日本人夫婦が中国に訪ねてきた際に、中国の「塩漬け卵」を食べさせたところ、「おいしい」と言っていくつも食べていた。「この卵は塩水でゆでているのですか?」と聞かれたので、「塩漬けにしてからゆでるんですよ」と教えたという。その夫婦は「日本にはこういう卵はない。帰国したら試してみよう」と言っていたそうだ。

それから月日が流れ、男性は今年4月、東京で知り合った友人に連れられて、ラーメン店「一蘭」を訪れた。すると、「驚いたこと」に中国の塩漬け卵にそっくりな「塩ゆで卵」を発見したという。友人から勧められるままに食べてみた男性は「確かにすごくおいしかった」といい、「白身が豆腐のように柔らかいだけでなく、黄身も固まりたての脂のよう。ゆであげるのが少し遅くても、少し早くてもダメ。この半熟にする技術はまさに神がかっている」と感想をつづる。

さらに、「火加減も塩加減も絶妙。日本人は卵の食べ方を新たな高みに押し上げた」「日本人のまじめで研鑽(けんさん)を重ねる姿勢には驚嘆する」と絶賛している。ただ、食べ終わった後には「どのように作っているのか、夫婦は『日本にはない』と言っていたのではなかったか、中国の塩漬け卵から学んだのだろうか」といった疑問も湧いたという。なお、その日本人夫婦とはその後連絡を取ることはなくなり、卵を作っているかどうかは不明だそうだ。

「一蘭」は中国でも有名で、多くの中国人観光客が訪れる人気の店でもある。男性の投稿に対して、ネットユーザーからは「確かに一蘭の半熟塩ゆで卵はうまい」と単純に評価する声や、「日本のその卵、食べたことあるよ。甘みもあるんだよな。中国の塩漬け卵とは全然違う」と両者はまったく別物だとの声が寄せられた。また、「日本人の物事を突き詰める姿勢は学ぶべき」「日本人は改良を重ねてますますおいしいものを作っていく。中国の改良はコスト面だけ」といったコメントも少なくない。(翻訳・編集/北田)