予期せぬ瞬間にプロポーズされるのって……ステキ!
 - 写真: 金井尭子

写真拡大

 映画『結婚』で女性たちを敵に回す結婚詐欺師にふんしたディーン・フジオカが、自身の結婚観やプロポーズ秘話を赤裸々に明かした。

 直木賞作家・井上荒野の同名小説を映画化した『結婚』で、「結婚イコール幸せ」という女性の夢を砕きつつも、愛さずにはいられない男・古海健児を魅力たっぷりに演じているディーン。劇中の役柄とは対極に、私生活では国際結婚をして愛妻家として知られる彼にとって、結婚はイコール「法的な契約」だと語る。「契約というと冷たく聞こえるかもしれませんが、ふたりが何かを約束して誓う“コミットメント”だと思います」と現実的な意見を明かし、その上でその誓いをいかに努力して継続していくかが大切なのだと、自身の結婚観を表現した。

 遠距離結婚の実践者として人一倍努力を重ねているはずのディーンだが、かつては結婚願望とは無縁だったそう。「長年“結婚しなくていいかな”と思っていました。ただ年齢を経ていくうちに、人生は短いんだと痛感したわけです。1年でこれだけのことしかできなかったとか、それならあと何回やれるだろう……とか、数字や終わりが見えてきちゃう。ずっと遠距離の関係が続いていたこともあって、衝動的にプロポーズしました。玄関で(笑)」とロマンティックなシチュエーションとはかけ離れていたことを告白。「劇中にも同じようなセリフがありますけど、結婚はゴールではなくスタートですね」との言葉には、やはり重みが感じられる。

 映画『結婚』は、NHKの連続テレビ小説「あさが来た」の演出家・西谷真一とディーンの3度目のタッグ作。ディーンの魅力を知り尽くした西谷監督ならではの、大人の色香が匂い立つキラーショットが満載だ。また、彼のターゲットとなる女性たちを柊子、中村映里子、松本若菜、安藤玉恵ら個性的な女優陣が演じ、都会や男社会で奮闘する女子たちの共感を誘う。(取材・文:柴田メグミ)

映画『結婚』は全国公開中