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text:James Attwood(ジェームス・アトウッド)

 

ル・マン24時間、数字だって桁外れ

ル・マン24時間レース。壮大なスケールの容赦なき戦いというだけでなく、度肝を抜く数字たちが織り成すショーでもある。

1日は24時間。その24時間を60台ものマシンたちが駆け抜ける。舞台はサルト・サーキット。戦いの火ぶたは土曜日の午後3時に切って落とされた。

AUTOCARの読者に、あらためて各チームの戦績をお知らせする必要はあるまい。このページでは、ル・マン24時間レースがいかに「熾烈か」を、昨年のデータをもとに数字でおさらいしてみたいと思う。

22984回


これは2016年にレースを制したポルシェ919が行ったギア・チェンジの回数。

17時間17分


レース中、LMP1カーのエンジンが全開状態である時間。

852.48kWh


ポルシェ919ハイブリッドがレース中に発生する電力の合計。これは英国の一般的な家庭の消費電力の実に3ヶ月分に相当する。

250万回転


LMP1カーのホイールがレース中に回転する回数だ。

14GB


レース中にポルシェ919からピットに向けて送信されたデータの総合計はこの通り。

3.2時間


ポルシェのドライバーがレース中に受けるマッサージの時間。

ホテルは何部屋ひつよう? 食事はどれくらい消費?

200室


トヨタのチームメンバーやスポンサー、スタッフたちが泊まったホテルの部屋数。

2750食


当日トヨタの保養所で提供された食事の数だ。

263500人


週末にレースを観戦しにきた観客の数。

いかがだっただろうか? 「すごい数字」ということは理解できても、「どれくらいすごいのか?」については、現実味がないかもしれない。しかしこれこそが、歴史あるレースの凄みなのだろう。