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お部屋を思い通りに、そしてリーズナブルに変えたいなら、DIYがベストアンサー! とはいえ初心者には難しい? 人気のDIY情報サイト「DIYer(s)」の古川編集長に、初めてでも失敗しないテクニックを教えてもらいました。

小さなことから始めればDIYは難しくない



古川さんによると、インテリア関連のDIYで人気なのは、収納に関するものだという。



▲古川彩子/DIYer(s)編集長 女性誌やホームセンター誌の編集長を経て、2016年6月より「DIYer(s)」の編集長に。

「もっとも簡単なのは、木箱や板にキャスターを付けるDIY。これだけで押し入れやベッドの下などへの出し入れが簡単になります」(古川さん)

収納はすっきりしたインテリアを実現するために必須項目。この方法なら簡単かつ実用性が高い。工具もドリルとドライバーだけで済む。小さなDIYに成功すると、もっと高度なモノを作りたくなる。とはいえ、DIYに苦手意識のある人もいるだろう。そんな人にもオススメなのは、2×4(ツーバイフォー)材。断面のサイズが規格化されており、ホームセンターで入手しやすい。さまざまな種類の設計図も出回っている。やわらかい素材なので加工が楽、しかも比較的安価といいことずくめの材料なのだ。

「専用パーツを使えば、さらに組み立ては簡単になります。賃貸住宅でも壁や柱を傷つけずに棚などを作ることができますよ」(古川さん)

DIYをやっていくと、日常のちょっとした不便を解決する方法がわかってくるという。自然と、住み心地のいい家になっていくだろう。

初心者にオススメ! キャスターを付けるだけDIY



【キャスター付きサイドテーブルを作る】



板や箱にキャスターを取り付けるだけで、移動や収納に便利なアイテムになる。観葉植物や家電の台など応用範囲は広い。ここでは、プラスチック製のコンテナバスケットから作ったサイドテーブルを紹介する。



(1)使用したのは折りたたみ式のプラスチック製バスケット。持ち手は取り外す。(2)その他には、天板となる板材やキャスター、マグネットキャッチ、蝶番を用意。(3)バスケットの底にドリルで穴を開けてキャスターをネジで固定していく。(4)天板を加工する。サンダーで面取りをすることで高級感が出る。ドリンクホルダー用の穴を開けても良し。天板は二分割し、蝶番で開閉できるようにした。天板をマグネットでバスケットにくっつければ完成!

2×4材は頑張らないDIYの強い味方!



【2×4材 渡船用金具で棚を作る】



2×4材は扱いやすい材料だが、専用の金具を使えば作業はもっと楽になる。カット時に生じる誤差を金具が吸収してくれるし、引越時の解体、再組み立ても容易。この作例では、「シンプソン金具」を使用している。



(1)木材をカットする。ホームセンターで購入時にカットしてもらえば、その手間も不要に。(2)ささくれが目立つところにサンダーをかけてなめらかにする。続けてワックスを塗ってツヤ出しをする。(3)4本ある支柱に金具を取り付けていく。(4)棚板を載せる、正面、側面、背面のパーツにも金具を取り付けて、支柱とビスで固定する。最後に棚板をネジで取り付ければ完成。

IKEAの家具をリメイクする



IKEAなどで売られる家具を、自分流にカスタマイズするDIYも流行中。塗料を塗るなどしてビンテージ感を出すことができる。ただし、既成の家具には表面に化粧板が使われリメイクに適さないものもあるので注意。



(1)使用したのはパイン材のベッドサイドテーブル。(2)ハンマーなどでダメージ加工して、ビンテージワックスを塗る。から拭きすると木目模様に。(3)取っ手をアイアン調のものに交換。脚はマットブラックに塗装。(4)完成。

パンチングボードはかなり有効





2×4材と下で紹介するようなアイテムを使えば壁の増築も可能。小さな穴が等間隔に空いている「パンチングボード」を貼れば、見せる壁面収納になる。パンチングボードはホームセンターなどで手に入る。



▲フックなどの位置が収納するモノに合わせて変えられるのがメリット。DIY用の工具を飾っても様になる。

賃貸住宅OKなウォールシェルフ





床や壁を傷つけずに棚などを設置する方法もある。写真は2×4材用のパーツ「LABRICO(ラブリコ)」を使用して作られたウォールシェルフ。つっかえ棒の要領なので、賃貸住宅でも簡単に元通りにできるメリットは大きい。

文/小口覺

※『デジモノステーション』2017年7月号より抜粋