英ロンドンの国会議事堂近くで、英国旗をデザインした傘をさす歩行者(2016年6月25日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英議会は24日、サイバー攻撃を受けたため外部からの電子メールアクセスを遮断したと発表した。

 英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)によると議会事務局は議員にメールで次のように説明した。「本日早朝、われわれはコンピューターネットワークに異常な活動およびサイバー攻撃の試みを発見した」「われわれのチームが調査した結果、ハッカーが継続的かつ確固たる目的を持って、議会の全てのユーザーアカウントに攻撃を仕掛けたことを確認した」。

 英議会は「(今回の)サイバー攻撃の方法を明らかにするためわれわれは国家サイバーセキュリティーセンター(NCSC)と密接に協力し、攻撃者がアクセスできないようシステムを改善した」と述べた。

 英下院事務局の報道官は、「われわれのシステムを保護するため必要な措置を取った」「議会はネットワーク保護のため外部からのアクセスを遮断した」と述べた。英国家犯罪対策庁(NCA)も「議会がサイバー攻撃を受けた可能性があることを承知している」と述べた。

 英紙タイムズ(The Times)など同国のメディアは先に、ハッカーが同国議員らのパスワードをネット上で販売していると報道していた。

 英国は先月世界各地で起きたランサムウエア「WannaCry」による攻撃で病院が診療停止に追い込まれ、急患の別の病院への移送や手術の延期を強いられるなどの被害を受けていた。
【翻訳編集】AFPBB News