ジューンブライドと呼ばれる6月もそろそろ終わり。結婚に縁があった人もいれば、なかった人もいると思いますが、最近では知人が結婚したことを、SNS経由で知ることも増えているのではないでしょうか?

SNSによる結婚報告、一般人はLINEで芸能人はInstagramが多い傾向に

ブライダルジュエリー専門店「銀座ダイヤモンドシライシ」の調査によると、結婚が決まった時にSNSで報告する人は、男性が42.4%で女性が42.1%。どちらとも約4割が報告していることになります。

では具体的にどのSNSで結婚報告を行なっているのでしょうか? 男女別による調査は以下のようになりました。

男性

1位 LINE……15.1%

2位 Facebook……13.0%

3位 Twitter……8.4%

4位 Instagram……5.9%

※上記のSNSで報告しない……74.1%

 

女性

1位 LINE……12.4%

2位 Instagram……10.5%

2位 Twitter……9.6%

4位 Facebook……9.6%

※上記のSNSで報告しない……74.6%

どちらも主流はLINEですが、続いて男性はFacebookが人気で、女性はInstagramが人気であることが分かります。

SNSでの結婚報告といえば、最近は芸能人をはじめとする有名人でもよく見かけます。そこで今回は、最近結婚を発表した主な有名人の報告方法について、suitsが独自調査してみました。

4月から6月に発表された芸能人の結婚発表方法(suits調べ)

・6月17日 須藤凜々花(NMB48)……AKB選抜総選挙でのスピーチで発表

・6月15日 森下悠里……Instagramで発表

・6月15日 新妻聖子……FAXで発表

・6月15日 八反安未果……公式ブログで発表

・5月27日 陣内智則……生放送で発表

・5月17日 阿川佐和子……事務所が発表

・4月26日 神田沙也加……Instagramで発表

・4月9日 佐々木希……夫・渡部健が生放送で発表

ざっと調べてみましたが、最近SNSで結婚報告している芸能人は2人。2人ともInstagramでの発表でした。しかしこうしてみると、芸能人は結婚の発表方法はやはり派手! 特に異才を放っているのは、やはりAKB選抜総選挙でのスピーチで発表し、話題をさらった須藤凜々花さんでしょう。 一般人には到底まねできない結婚発表です。

タイミングさえ間違えなければ、プロポーズの成功率は100%に近い!

ところで結婚を決めるために「プロポーズ」という結婚を申し込む儀式的なものがあります。する側にとっては“一世一代の大勝負”という部分はあると思いますが、「銀座ダイヤモンドシライシ」の調査によると、なんと全体の93.4%は返事を「即答」。その即答が「OK」なのか「NG」なのかは調査結果だけでは定かではありませんが、おそらく「ほぼ即答でOK」という結果とみていいでしょう。最近はする側もプロポーズが成功する確信があって行動し、される側もすでに心の準備があると思われます。そう考えると、最近のプロポーズではあまりドラマが生まれにくいのかもしれません。

男女共通の質問なので「即答した」と「即答された」はほぼ半数。もはや即答率ほぼ100%といっていい数字かも。

一方、プロポーズを即答した(またはされた)93.4%以外の6.6%の人は、なぜすぐにOKしなかったのか? 同調査ではこちらについても調べているので紹介します。

プロポーズを即答しなかった理由

1位 結婚を特に意識していなかったから……66.7%

2位 親から許してもらえるか不安だったから……33.3%

3位 二人の収入でやっていけるか不安だったから……16.7%

3位 相手の家族とうまくやっていけるか不安だったか……16.7%

1位の「結婚を特に意識していなかったから」は66.7%。数字だけみるとすごく多いようにみえますが、この数値はプロポーズを即答しなかった6.6%内での、66.7%なので要注意を。とはいえ即答しない6割の理由となっているので、やはりプロポーズするうえでタイミングというものは重要といえます。そのほかの答えは何かしらに対する不安。しかしあまり不安を抱いてばかりで時期を逃すのは、得策とは思えませんが……。

情報誌を買って結婚式のプランニングをするのは、女性よりも男性!?

とはいえ、結婚するにはプロポーズが成功すればいいわけではありません。あくまでも結婚までの入口であり、その後に双方の両親への挨拶や結婚式など、一般的にはさまざまなことが必要となってきます。

前述の調査では、「プロポーズした(された)あと、最初に考えること」という質問を行なっていますが、もっとも多かった上位5つの結果を男女別にみていきましょう。

男性

1位 相手の親への挨拶について考える……47.2%

2位 自分の親への挨拶について考える……18.0%

3位 結婚式について考える……10.4%

4位 結婚資金について考える……6.8%

5位 結婚情報誌を購入する……6.0%

女性

1位 自分の親への挨拶を考える……34.8%

2位 相手の親への挨拶について考える……25.2%

3位 同居や新居について考える……9.6%

4位 友達に報告する……8.8%

5位 結婚式について考える……7.6%

男性、女性ともに大差で1位となったのは「女親への挨拶」。やはり息子よりも娘のほうが、親への挨拶は重大ということでしょうか。こればかりは今どきのプロポーズのように、即答でほぼOKとはいかないのかもしれません。

もはや結婚式は、女性のためのものではないようです。

また3位以降の回答は、男女ともにかなり違う傾向にあるのも興味深いところ。「結婚情報誌」は女性が買うイメージでしたが、男性でもけっこう購入する人がいることに驚きです。ちなみに女性で結婚情報誌を購入する人は5.6%。一方女性主体に思われた「結婚式について考える」のも、男性のほうが多いことが分かります。今時の男性は女性任せではなく、自ら結婚式をプランニングする人が増えているようです。これも時代の変化といえるかもしれませんね。

【調査概要】
調査媒体:銀座ダイヤモンドシライシ
調査実施期間 :2017年5月17日(水)〜2017年5月19日(金)
対象地域 :全国
調査対象 :20歳〜35歳男女500名 20歳〜39歳既婚男性 125名/20歳〜39歳既婚女性 125名 20歳〜39歳未婚男性 125名/20歳〜39歳未婚女性 125名