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出版・印刷業界人しか遊べない「かるた」なのでは……?

取り札に印刷されているのはどれもまったく同じ文面。ただし異なる書体で書かれているので、その書体名を当ててかるた取りをするゲーム『フォントかるた』が販売されているのを皆さんはご存知でしょうか。フォントを識別する必要のある一部業界の人以外には、いったい何がなんだかわからないであろうこのゲーム。

わかる人にはわかる作り込みが光る、マニアックな逸品となっています。

マニアなら読み札のフレーズだけで泣ける





読み札に書かれている文面は「愛のあるユニークで豊かな書体」というフレーズのみ。

実はこれ、出版・印刷業界のワークフローがデジタル化される以前に隆盛を誇っていた写植メーカー「写研」の書体見本帳に使われていたフレーズで、その当時を知る業界人なら誰もが一度は目にしたことがあるはず。

この文面をチョイスしたというだけでも、このかるたを作った人が只者ではないことがうかがえます。



パッケージングされている札は読み札・取り札ともに各48枚。推奨プレイ人数は1〜10人。10歳から大人まで遊べて1回のゲームプレイ所要時間は約15分ということですが、初見でトントン拍子に札を取れるのはかなり限られた人になるでしょうね。

ただし、フォントについての知識がない人であっても、書体の名称・解説・見本が印刷された読み札で学べば、かるたを遊びながらフォントについての理解を深めることができそう。ちなみに取り札の裏にも書体名が書かれていますよ。



この『フォントかるた』はAmazonで販売されているほか、東京都内にある「DNPプラザ」でも期間限定にて販売中。また、2017年7月30日(日)のワンダーフェスティバル(ワンフェス)や2017年8月6日(日)のデザフェス(A331)といったイベントにも出展予定があるとのことです。

フォント好きの自分としては、こうした取り組みからフォントに対する理解が広がるといいなーと思ったりもします。

文/ワタナベダイスケ(編集部)

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