(写真協力=MAXIM KOREA)Brave Girlsのユジョン

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雑誌不況が指摘されて久しいなか、50〜60代男性をターゲットにした新雑誌『ジジ(GG)』が6月24日に発売された。編集長を務めるのは『レオン(LEON)』などで創刊編集長を務めた人物。発行部数は5万部だそうだ。

「雑誌の購入層が高齢化している」といわれているなかで同誌がどのような反響を生むのか注目したいところだが、雑誌不況という厳しい現実を受け入れて、さまざまなアイディアとアクションが必要なのは間違いないだろう。

それは、お隣・韓国も変わらない。

特に男性誌は不況で、男性の健康的なライフスタイルを提案してきた『Men’s Health』も昨年11月号を最後に休刊している。

不況でも篠崎愛を表紙に完売!!

もっとも、男性誌『MAXIM KOREA』は話が別だ。

アメリカの男性誌『MAXIM』の韓国版で、20〜30代の男性をターゲットにファッション、恋愛、ビジネス、ライフスタイルなどを扱う雑誌だが、他の男性誌が不況のなかでも『MAXIM KOREA』だけは完売も珍しくない。

日本の篠崎愛が表紙を飾った2016年2月号も、見事に完売しているほどだ。

そんな『MAXIM KOREA』は今現在も、何かと世間をにぎわせる話題を提供し続けている。

例えば、韓国グラビア界の登竜門といえる「MISS MAXIM CONTEST」には、毎年モデルやOL、教師と幅広い職業の素人たちが参加するのだが、今年は特に注目を集めている。

日本人女性がミスコンに参戦!?

「MISS MAXIM CONTESTに日本人が? 大会参加者リサ、TOP10入り」(『韓国経済TV』)、「日本から来た彼女“リサ”未公開写真を公開」(『スポーツ京郷』)、「日本人初“MISS MAXIM”参加者リサの酒癖“帰らないで”」(『釜山日報』)と、韓国メディアが報じているように、日本人の参加者リサさんがいるのだ。

しかも予選通過後の第1ラウンドで見事にTOP10入りを果たし、第2ラウンド進出を決めているのだから、話題にもなるだろう。
(参考記事:今年の「MISS MAXIM CONTEST」に出場した日本出身の美女、リサさんがセクシーすぎる!!

『MAXIM KOREA』の話題はそれだけではない。

男性誌のひとつに過ぎないにも関わらず、「MAXIM K-Model Awards」なるイベントも開催している。

昨年は、韓国マッスルブームの火付け役となった“Dカップ女神ボディ”ユ・スンオクや、韓国NO.1チアリーダーのパク・キリャン、『MAXIM KOREA』完売伝説を持っている女子アナのチョン・イニョンなど、そうそうたるメンバーが出席した。

今年も同イベントは6月23日に開催されている。

カフェ店員をグラビアに起用する“発掘力”

出版不況でも『MAXIM KOREA』が元気なのは、こうした各種イベントを戦略的に展開しているだけではなく、他誌と違って“発掘力”にも力を入れていることも挙げられるだろう。

『中央日報』が「MAXIM6月号のグラビアに登場した“ネットカフェ店員”」と報じたように、名の知れていない美少女を発掘しては、韓国男性を楽しませているのだ。

その“ネットカフェ店員”チャン・ヒョンソさんは現在、「オンライン上で愛らしすぎるネットカフェ店員として有名になっている」(同記事)らしい。

コンテストにイベントに新人発掘。

オンラインだけではなくオフラインでも読者参加型の企画を次々と仕掛け、読者や世間の関心を集める手法は、かつての日本の青年誌や男性誌が最も得意としてきた手法でもある。

ともすればアナログにも映るその手法を地道かつ刺激的に展開しているからこそ、『MAXIM KOREA』は元気なのだろう。

韓国の雑誌業界でも二極化が起こっているわけだが、それでも奮闘している雑誌もあるだけに、日本の雑誌業界においても何かのヒントになればと思うが…。

(文=慎 武宏)