米オハイオ州シンシナティの裁判所に出廷したシンシナティ大学の元警備担当警官、レイ・テンシング被告(2015年7月30日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米オハイオ(Ohio)州で交通違反の取り締まり中に黒人男性を射殺し、殺人罪で起訴された白人警官の裁判は23日、一審同様、陪審員の評議で結論が出ず審理無効となった。

 2015年7月に起きた事件で、シンシナティ大学(University of Cincinnati)で警備を担当していたレイ・テンシング(Ray Tensing)被告(27)は、黒人男性のサム・デュボーズ(Sam DuBose)さん(当時43)が車で走り去ろうとして自分を引きずったため、頭を撃ったと捜査当局に証言していた。

 しかし検察側は、テンシング被告が身に着けていたボディーカメラの動画から、デュボーズさんの車を取り締まる間、テンシング被告は危険な状態にはなかったと主張していた。

 昨年行われた一審も、陪審団が全員一致の評決には至らず審理無効となっていた。今回の陪審団も23日、裁判官に対し意見が二分したことを報告する覚書を送っていた。

 米国では警官が黒人を射殺する事件が続発し、最近では動画が撮影されている事件もあるが、警官は有罪になりにくい。
【翻訳編集】AFPBB News