自分を「変えられない」8つの原因

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ダイエットでも運動でも、習慣や何かに対する依存でも、何についてであれ、行動パターンを変えることは難しい。私たちが試みることの中で、最も困難なことの一つだ。

このことについては過去に数多くの研究が行われており、変化を持続することがなぜそれほど難しいのかが明らかになっている。そして、その原因は主に以下の8つのことだ。

1. 動機が否定的な感情である

将来にわたって持続する行動の変化をもたらし得るのは、後悔や恥ずかしさ、恐怖、罪悪感といった否定的な感情を強く持った経験だと考えるかもしれない。だが、実際に私たちを変えるのは、これらとは逆の感情だ。

行動パターンを変えることに関する129件の研究結果について再考察したある報告書によれば、全ての研究結果に一致していた点は、後悔がきっかけとなった行動を変える試みは、最も効果的ではないということだった。

2. 誤った考え方に固執している

行動を変えようとすることで自分を見失ってしまうと、私たちは「ゼロか100か」の思考に陥りやすい。だが、その考え方がもたらすのは、ジレンマだけだ。変化の実現につながり得るどんなに素晴らしい動機付けでも、全て今ひとつのように思えてきてしまうからだ。本当に自分を変えたいなら、まずはその極端な思考を排除することだ。

3. 無茶をしようとする

どのような行動であれ、それを変えるのは大変なことだ。一度に全てを実現するなど、ほぼ不可能なのだ。私たちはまず何か特定の、成果を測定できる行いから取り組んでいく必要がある。

行動パターンの大きな変化の実現に向けて、それぞれに目標を定めた小さな変化を一つずつ積み重ねていくのだ。時間とともに、その結果が大きな変化になる。

4. 「道具箱」を顧みない

車を修理するには適切な道具がそろった「ツールボックス」が必要だ。自分自身に関する何かを変えるときも、それは同じだ。変化を持続させるためには、「頼れるもの」が必要なのだ。

例えば、食習慣を変えたいなら少なくとも、健康的な食べ方に関する知識と変化を実現させるための実行可能な計画が必要になる。

5. 多くを変えようと欲張る

注意力、自制心、意欲など、変化を起こすために私たちが利用できるリソースは限られている。あまりにも多くを変えようとすることは、これらのリソースに非現実的な要求を突き付けることになる。そして、早い段階でそれまでの努力を無駄にしてしまうことにつながる。

何かを変えようとする間も、私たちの生活における他の部分はそれまでどおりの状態を維持しており、それらの部分もまた、上記のようなリソースを必要としている。だが、私たちはそのことを忘れてしまいがちだ。たった一つの行動パターンを変えようとすることも、私たちにとっては一大事なのだ。

6. プロセスを軽視する

「変化」は一つのものではなく関連する多くのものから成り立つ。さらに、持続する変化はそれら全てを一つにまとめるためのプロセスなしには起こり得ない。

持続的な行動パターンの変化は、段階を踏んで実現されるものだと理解しておくことが重要だ。単純なものだと勘違いしやすいが、行動を変化させることに関して、複雑でないものは一つもない。

7. 「失敗は付き物」ということを忘れる

何かを変えようとして失敗したなら、それは行動を変えることに関する「紛れもない事実」の一つを証明したということだ。失敗することは、変化の実現に向けた過程の一部だ。そして、失敗は恐らく一度にはとどまらないだろう。

だが、失敗をすることによって、自分が何により気を配り、力を注げばいいのかが明らかになる。

8.  自分に誓いを立てていない

恐らくこれが、最も重要な点だ。自分自身に対して「達成するのだ」という誓いを立てていなければ、目標は達成はできない。