実在する麻薬密売人をトム・クルーズが演じる映画「American Made」の予告編が公開されています。2015年9月に映画のスタッフを乗せた航空機が撮影現場に激突し死傷者が出たことから映画の公開が遅れていましたが、2017年9月にいよいよ映画が公開予定。予告編では軽快な音楽とともに麻薬&銃の密売やマネーロンダリングに手を染めるトム・クルーズの姿がコメディタッチで描かれています。

American Made - Official Trailer [HD] - YouTube

海上を飛ぶ一台の飛行機。



操縦しているのはトム・クルーズ。





アメリカ当局から降伏するよう命じられると……



トム・クルーズは飛行機を急降下させます。



案の定、民家に突っ込むトム・クルーズの飛行機。





飛行機から粉まみれになったクルーズが這い出してきて……



近くにいた子どもに「家を壊してごめんよ。これは君の妹に」と札束を手渡し……



「君たちは何も見なかった!」と自転車を奪って逃走。



ということで、これは実在した麻薬密売人であるバリー・シールの物語。



トム・クルーズ演じるバリー・シールは飛行機のパイロットとして働く人物です。



とても人がよさそうな感じ。





しかし、麻薬だけでなく銃の密輸まで行うように。













コロンビアの犯罪組織メデジン・カルテルの中で重要人物となっていきます。









一気に大金持ちに。







パイロットとしての職を失い、「どうやって家族を支えていくのよ」と奥さんに責められるも……



「これは僕たちにとっていいことだから」と余裕綽々。



お金にまみれ……







命を狙われることも。



しかし密輸の規模はどんどん大きくなっていき、私生活も絶好調に。



















……と、さすがに調子づきすぎたのか、当局に囲まれ逮捕されてしまいました。









「銃に麻薬にマネーロンダリングまで?」と捜査官。



しかし、捜査官たちと会話していると……





嫌そうではあるものの、捜査官に自由を告げられます。



戸惑う周囲を置いてけぼりに軽い足取りでおうちに変えるバリー・シーン。「僕はCIA、DEA(麻薬取締局)、そしてパブロ・エスコバルのためにドラッグを密輸していた」というモノローグが流れるのでした。





ドラッグディーラーの半生を描いた映画としてはジョニー・デップの「ブロウ」などがありますが、American Madeは予告編を見る限り非常に軽快なコメディタッチで描かれていました。なお、映画の公開は2017年9月29日が予定されており、日本での公開日は未定です。